服屋は卒業
apparel 4 Comments »まずは、土曜日の話から。常連さん、小学生くらいの女の子(例のボーイッシュな)とそのお母さんが、最後の最後でおいらを探しに店に来てくれたんです。
相変わらず、その子はおいらを目当てに服を買いに来てくれるようで、いつも入り口らへんからモジモジしております。結局、お勧めしたタイトストレートと、マニッシュ系パンツを買ってってくれました。こんなのも最後ですからね・・・ポイントカード、無駄に満了にしてやりましたよf(^^;;;
やっは、固定客はいいです。この瞬間だけは、時間を忘れて仕事に徹することができます。
平成15年 9月18日 初出勤
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平成17年 10月16日 最終出勤
丸々2年、最初は「こんな職場、怖くていれねぇ〜」と思ったもんです(懐かしいな〜)。でも、ショップのスタッフって、当時のおいらからはカッコ良く見えたんです。絶対諦めないで、接客のプロになってやる!カッコいい店員ってやつになってやる!そう思い立ってから2年ですよ。早いもんです。今の自分はどうなんですかね、カッコいい店員なんでしょうか…多分、違いますね。でも、変われたのは事実なよう。考えてみれば、初出勤をかましたのは19歳のときですよ。10代ですよ、10代!!!返事の仕方もろくにわからないような、アホでバカな年齢です。しかも、趣味は「パソコン」ときます。もう、出来上がっております。
「山ちゃん、いつまでもつのかな〜」同期ではいったMICは、当初、おいらのことを常に心配していたようです。
途中、チンピラスタッフと喧嘩寸前にまでいったこともあります(この時ばかりは、ここには居られないと思いましたね)。
風邪引いて、声がでないのに、「休めない」スパルタ出勤を食らったこともあります(いつまでこんなのが続くんだよっと文句たれたもんです)。
でもね、ついに、このときは来るんですよね。日曜日、バイト最終日でした。(;;
終礼直後、ちゃんと最後のスピーチ(!?)しましたよ。おいらは涙腺がめちゃくちゃ硬いんで、そういう雰囲気にはならなかったのですが、「本当によかったです」と、自然に思ったことを口に出しました。このことは最終日に残ったスタッフ以外、すべての皆に言いたいです。
閉店してからはジョニー先輩、MIC、フカちゃん、カトーさんとお決まりメンバーでウチ飲み。やっぱ、仕事が終わってからのビールはうまいですわ。特に、おいらは色々な意味で仕事を終えたことになるので、その味は格別です。結局、いつもの通り、明け方4時までしけこんでおりました。
話は変わり、来年3月、就職まではバイトをする予定はないので、今日からおいらの長期休暇が始まります。といっても、そこはスイッチが切り替わり、「AB開発」という土俵に完全100%、切り替わるわけです。
皆さんにはあまりうまく伝えられませんが、バイト経験はAB開発にめちゃくちゃ貢献しております。それは、プレゼンの仕方、人とのコミュニケーションの図り方、気分転換の仕方など・・・非公式でしか吸収できない、めちゃ重要なものなどです。ABとは一見すると関係のなさそうな分野で、この時期にいい経験ができたことは、我ながらいい選択をしたな〜といった感じです。
「時は金なり」
この瞬間、その意味が本当にわかったような気がします。時を得るのは簡単ではありません。自分で経験をつみ、行動を起こさない限り、周りに流されてばかりになります。
「遊び」は学生の特権だからさ、気がすむまで遊ぶが勝ちだぞ!社会人になったら、マジ融通利かなくなるからさ。
よく、こういうセリフを耳にしますが、おいらの理想は社会人になってからも、自分なりの遊びを持つこと。ここは拘りたいです。(←すみません、ガキの戯言です)
そういうことでして、おいらは残りの学生生活を気のすむまで「遊ぶ」つもりは毛頭ないです。というか、気がすむまでの遊びを、半年程度でこなす自身なんかありません。「遊び」は一生の目標なんですから。
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