二年前、元バイト先である服屋に私を雇ってくれた店長のウチへ遊びに行ってきました。今はその店長は千葉の店舗を統括しています。特に用事があったわけではないのですが、私がこういう(会社を辞めた)状況ですので、差し当たりの進路などの報告を兼ねて行ったっちゅうワケなんです。
今回の連れはしょっちゅう酒を飲む間柄でもある、MICです。
静岡~千葉までは200KM弱あります。高速と下道を使い分けてドライブしたのですが、まぁ長かったですよ。千葉に着いて、近くの飲み屋にでもいくのかと思ったら・・・
私「お久しぶりです~。」
店長「おぅ!元気にしてるか!っでさー、ヤマ、今から成田行くからさ、よろしくな」
私「成田ですか?確かに千葉にありますけど、(といってナビを見て…)って40キロも離れてるじゃないですか。もう夕方ですよ。夜になっちゃいますよ」
店長「大丈夫だって。今日は勿論ウチに泊まんだろ!?成田空港の近くにハードロックカフェがオープンしたからさ、そこに行こうよ」
MIC「ハハ、ハードロックカフェですか!?!?行きます行きます!!!」
※実はMICと店長はかなりのロック好き。60/70/80年代のロックに興味深々なのです
私「(しょうがないな)じゃぁそうしますか。」
ここから、私とMICと店長とその嫁さんの4人行動になります。
この写真はハードロックカフェの店内の様子です。スクリーンには常に何かしらのロックが流れています。壁一面にはギターやら衣装やらがビッシリ。ファンにはたまらないような雰囲気をかもしだしています。
この店で皆さんはお酒を頼みます。私は運転手なので酒はなしです。コーラです。そして、自分に言い聞かせます。これは夕飯なのだ、と。
MIC「(私をさして)アレ?デーちゃんは酒飲まないのね。あ、そっか運転あるのか」
店長「そういうことゆーなよ。ヤマはウチ帰ってから好きなだけ飲ませてやるよ」
私「いいですよ。これ、夕食ですから。このでかいハンバーガー頼みますから。( ;; ̄3 ̄) 」
成田について、しょっぱなからこのテンションです。まぁ、家に帰ってからキチンとお酒をもらいましたよ。
結局この日は日帰りはムリっぽいということで泊まることにしました。
そして二日目。店長は仕事だったんで私とMICと嫁さんがヒマになったんです。まぁ、私らは帰るだけだったのですが、せっかく千葉まで来たということで、県立美術館(渋い選択(^~^;)ゞ)と幕張ベイタウンを散策してみました。
久しぶりに訪れる美術館、自分の世界に入ったもの勝ちということで、じっくりと静かな時間を楽しんできました。
そして幕張ベイタウン、皆さんはご存知ですか?幕張メッセの近くにあるのですが、完璧なる区画整理がなされ、電線などのゴチャゴチャしたのがすべて地下に埋められているのです。そう、これぞ外国風、近未来都市(な~んか田舎くさい言い方…)。
そして、路駐OKな開けた道路が印象的なこの街。興味本位ではありますが、一度くらい住んでみたいです。
結局昼食に幕張ベイタウンにあるカレー屋さんに行って、帰ることにしました。
時間に縛られないため、帰り道はゆっくりペース。湘南の海を見ながら帰ろうということで、R1、R15を帰路に選びました。
で、アクシデントが発生したのが箱根峠です。ガソリンがそこをつき始めたころ、箱根峠へ直進するか、ガソリンを入れてから三島・沼津を目指すか、選択を迫られたのです。
MIC「これ、ガソリン入れてったほうがいいかな・・・」
私「うーん、微妙なラインだけど、大丈夫っしょ。チャレンジですよ、チャレンジ!」
MIC「デーちゃんがそういうなら大丈夫か。んじゃ、このまま行こうか」
チャレンジ精神を大切に!などと、どうしようもないことを口走りながら峠へ向かったのですが、登り坂がきいたのか、ナビの隣に表示されている航続可能距離はみるみるうちに減っていきます。ついに一ケタ代になってしまったときは、まだ峠にも満たない場所。
自動車についている燃料メーターはカラッケツになっても50kmくらいは走るようになっているといいますが、実際に航続可能距離が数値ではなく、”—” という表示になったときは焦りました。チョロチョロ走っていたらいつとまってしまうのかわかりません。
峠のど真ん中でガソリンが無くなるというスリリングな体験をしてしまいましたが、なんとか麓までたどり着き、無事にガソリンを入れることができました。
こんな感じで、千葉へ行った二日間は久しぶりに旅気分を味わうことが出来たというわけです。
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