AB4リリース直前ということで、ラフな感じで今後のABの展開を考えてみます。
AB4はフリーの開発環境であり、それ以上でも以下でもありません。同時に、ライブラリも充実していないですし、ユーザー側の視点からは、趣味の範囲を超えることはできていません。おいらの夢は、今以上に、本格的にAB開発に着手すること。それを行うためには、それなりの実績を出すことと、信頼性を築くことをしなければなりません。これだけは、3日間コーディング作業をすれば…という具合には行かないんですよね。
5〜10年先にアンテナを利かせ、様々な曲面に対して考察を行うこと、実行してみることが必要になってきます。その上で、具体的に性能を実証し、同時に社会に貢献して認められなければならないです。なにも、これは大規模な市場に参戦するとかじゃなくて、小さなものでもいいんです。ABを通して何らかの役割を果たすことができれば、それは確実に実績という名目で残すことができます。
結局のところ、何らかの役割を果たすことを考えた場合、ABはツールとして扱われ、主役にはなり得ません。とすると、おいらにはABというツールを取り巻くIT技術に対する一般知識が問われるってことになります。結局のところ、一般のIT技術者の中のただ一人という扱いになってしまうんですね。これでは、いくらAB開発に力を注いだところで、ゴールは見えてきませんよね。ウーン、厳しい…。
.NETへの対応
「.NET」今までは上級SEとそれに仕えるPGにしか関係ないことだと思っていましたが、どうやらそうもいかないようです。ABを本格路線へのせ、ある程度の実績を残すためには、.NETの重要性を軽視できない状況になってきそう…。そんなAB路線に、.NETは必要最低限、なくてはならない技術なんだろうと思います。
「ABは5年、10年先を見据える開発環境である」
↓
「今後の開発環境は、Web分散型アプリを開発できなければ生きていけない」
↓
「Web分散型アプリを当たり前のようにするための.NET戦略」
こんなことを考えると、今後のAB路線が見えてきます。
- Ver3.0 … ネイティブコンパイラ化
- Ver4.0 … オブジェクト指向化、COM対応
- Ver5.0 … 64ビットネイティブコンパイラ搭載
- Ver6.0 … .NET Frameworkに対応
フリーウェアでここまでやったれば、おいらにとってこれ以上の自己満足はありません。こんな計画表を見ているとスウィートな気分になります(やはり変わり者なのか!?)。現時点では、.NET自体を理解していない状況なので、それに対応することなんてありえないというのが通常の考えだと思うのですが、それはネイティブコンパイラを作るとき、オブジェクト指向化を行うときも同じでした。雲を掴むような感覚ですが、これを達成できたときは、「Hello World!」と同じかそれ以上の快感を味わえます(確実に変人です…)。
とにかく、AB4を無事リリースしなければ先が見えてこないので、全力投球です!
↓2位です
プログラム関係blogランキング
Recent Comments