最近、Windows Vista Beta2を導入し始めていることもあり、今後のGUI周りの変貌に是が非でもついていかなければと感じさせられてしまいます。
ってなことで、今まではなんとかごまかしながら見過ごしてきたXPのビジュアルスタイルのマニフェスト設定をABでも手軽に行えるよう、機能を拡張してみようと思います。そうすればVistaが登場しても拡張GUIが扱えるようにもなります。
今日の画像を見ていただければわかるとおり、一般のアプリケーションのコントロール類(右側のウィンドウ)はビジュアルであるか!?という視点から問いただすとショボいです。
しかし、下記のマニフェスト定義が施されるXMLファイルをEXEファイルと同じディレクトリに置いたりなんかするだけで簡単に適用できるのです(まだやってない方、試してみてください!)。
例えば、”test.exe” などという実行ファイルがあったら、下記のXMLを同じディレクトリに “test.exe.manifest” として保存してみてください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" manifestVersion="1.0">
<assemblyIdentity
version="1.0.0.0"
processorArchitecture="#PLATFORM#"
name="Microsoft.Winweb.#APPLI_FILE_NAME#"
type="win32"
/>
<description>Description</description>
<dependency>
<dependentAssembly>
<assemblyIdentity
type="win32"
name="Microsoft.Windows.Common-Controls"
version="6.0.0.0"
processorArchitecture="#PLATFORM#"
publicKeyToken="6595b64144ccf1df"
language="*"
/>
</dependentAssembly>
</dependency>
</assembly>
- #PLATFORM# … “x86” などとしてください。
- #APPLI_FILE_NAME# … 拡張子付きファイル名(ディレクトリ抜き)
次回のAB5CP2では、このマニフェストを自動的にリソースに埋め込んでくれるような機能をつけようかと思います。プロジェクトオプション辺りに「XP Manifestをリソースに埋め込む」というチェックボックスを設けてしまえば便利ですよね!?
時間ができたら、ABで開発されるソフトウェアがWindows Vista上でどのようにグラフィカルに演出できるのかをコンテンツとしてまとめてみましょうかね!
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