オブジェクト指向。

この言葉が意味するものって、実はかなり曖昧だと思ってしまう今日この頃。「JavaやC#のオブジェクト指向は〜」と言ってもらえれば、おおよそ検討がつくのですが、Visual C++のオブジェクト指向、そしてActiveBasicのオブジェクト指向というと、何か中途半端な、オブジェクト指向になりきれない部分がどうしても存在してしまうような感じを受けちゃうんです。

Visual C++なんかは、MFCでそれらのグレーゾーンを限りなく白に近づけたわけですが、それでも、何か物足りないような印象が残ります。COMに関しても、一つのオブジェクトが定義され、それが複数のメンバを持ち、複数のメソッドによって行動するという単純な指向とは少し異なるものです。

オブジェクト指向の最大の利点は、オブジェクト同士が一つの環境化に無くても(ネットワーク上に分散していても)、このことを気にせずに互いが参照しあえるところにあります(賛否両論がありそうですが、おいらはこのように理解しております)。まぁ、それってJavaじゃん!となるのですが、おいらはどうしても、ネイティブ化した上でJavaの構造を作れるのではないかと思っているのです。

というのも、パソコンに限ったシステムであれば、数種類のネイティブコードへの対応を考慮するだけだし、速度の面でも、CPUアーキテクチャやグラフィックボードをバリバリ使うものを除けば、別に問題はありません。むしろ、仮想マシン系の言語システムは、後数年間はネイティブコードを超えることは有り得ないですし、超えたとしてもその差は微々たるものでしょう。

いちいちコンパイルしないとならないってのも、なんらかの方法で自動化すればカバーできる問題ですし、あとはガベコレの実装やライブラリの実装に左右されてくるんだと思います。

サーバーサイドで動き、クライアントPCで動き、ケータイで動き、あとは家電製品で動く。ここらへんまでネイティブでカバーできそうな感じはするのですが、、、どんなもんなんでしょう??

本当の意味でオブジェクト化されたシステム、一度体感してみたい・・・

と、かなり知っているような文章を書いてしまいましたが、あまり深い意味はないっす。最近のごちゃごちゃしていた頭の中を文章化しただけですんで・・・