海外のネットラジオを聞いていると、WinFixerというあやしぃ〜ソフトウェアのインストールをしろみたいなダイアログボックスが出てくることがあるんです。もちろん、毎回のように「キャンセル」押して回避しているのですが、ちょっと気になってWinFixerをググッてみると、結構お困りの方がいるようです。

WinFixerはスパイウェアみたいなことを書かれているページがほとんどなのですが、詳しく言うと、フォイストウェアという部類に入るようです(販売元はセキュリティ向上ツールとして売っているみたいですが、完全に悪性サイト)。

スパイウェアというと、自分のPCの中身や入力情報を監視される、みたいな捉え方でいいのですが、フォイストウェアはちょっと違うみたい。今回の例で言うと、WinFixerが入り込んでしまうと、毎回のようにポップアップメッセージで有償版を買え!みたいに言われるみたいです。そのまま放置しておくと、他のアプリケーションに支障がでるとかでないとか…(入れたことないんで、どうなるかはわかりません)。

興味本位でWinFixerの販売ページを見てみますと(良い子はマネしないでね☆)、販売ダウンロードページの直下に

「あなたの 218.***.155.*** IP アドレスは登録されます。 不法行為は調査され、可能な限り訴追されることとなります。」

なんていうメッセージが表示されています。これじゃ売りたいんだか、脅したいんだか、よ〜わからんですな。ちなみに、このWinFixerの公式ページを運用しているのは、日本人ではないみたいです。

だって、トップページにデカデカと「全込み」とか書いてあるんです。これには笑っちゃいました。

もし万が一、インストールしてしまった方は、ウィルスバスターとかをきちんと入れておきましょう。

それにしても、レジストリのrun項目って、何であんなに深い階層にあるんだか…(いちいちチェックするのめんどくさいよっ)。考えてみると、それを決めたOS設計者も人が悪いですな。タスクマネージャー感覚でスタートアップ監視ツールみたいなのがあってもいいのにさっ(そんなん言うなら作れよ!ということになりますが…)。