GWがあけて、またまた閑散期に突入してしまいました。でも、閑散期っていうのも悪くないです。というのも、お客さんの数が少ないので、その分、1人のお客さんとしゃべる時間(その他スタッフとのおしゃべりタイム)をいつもより多くとることができるからです。やはり、仕事といえど、マイペースにゆったりとやりたいものです。活気一番、売上一番のGWとは一味違う売り場の雰囲気を味わうことができます。

昼過ぎ、1人のお客さん(以下アニキ)に声をかけられました。その口調は、流暢な日本語ながらも、少しクセのある、外人さん特有のものです。

アニキ「すみませーん、店員さん、注文していたパンツ入ってますかね…?」

おいら「少々お待ちください。」

おいら「こちらの517のビンテージのやつですね、、(なんじゃこりゃ、見たこと無い色のパンツだ)」

アニキ「コレコレ、試しにはかせてくださいよ」

それにしても、このアニキ、イケメンでガタイも良いんです。そして、しゃべり方も大人でハーフっぽいときます。ボロボロのジーンズを穿いていたのですが、めちゃくちゃカッコイイんですよ。これゃ、この人じゃなきゃ穿きこなせね〜(><)と嘆きましたよ…。

アニキが試着中にこの事実を隣にいたレディーススタッフKちゃんに報告。Kちゃん興味津々のようで、少し離れながらおいらとのやり取りをちゃっかり傍観してました。

アニキ「裾の部分がちょっと弛むけど、どうしようかなぁ〜」

おいら「お客さんのスタイルだと、ブーツカットとはいえ、足元にボリュームを持たせてますよね。このままの長さでいけば、丁度いいアタリも出て、カッコイイと思いますよ」

アニキ「そうっすね。コレで様子みてみます」

う〜ん、ブーツカットをあえてルーズに穿いてしまう、その完成されたスタイルに納得してしまった瞬間でした。ワイルドなガタイのイケメンアニキにはルーズブーツカットもアリってことなんでしょうか。アニキスタイルの謎は深まるばかりです…