参照型パラメータに関数の戻り値オブジェクトを指定した場合などの、一時オブジェクトの扱いを可能にする。

[dai]

ほとんどの作業は完了した。64ビットコンパイラのほうは、ほぼ完成。32ビットコンパイラはもう一押しで完成する。

参照型パラメータに一時オブジェクトを指定できるようになると、下記のような記述が可能になる。

Class DateTime
    ...
Public
    Sub DateTime( ByRef datetime As DateTime )
        Clone( datetime )
    End Sub
    Static Function Now() As DateTime
        Return 現在時刻
    End Function
    ...
End

Dim date As DateTime( DateTime.Now )

これはチケット#15と密接な関係にある。ようは、コピーコンストラクタに引き渡す参照型オブジェクトに関数の戻り値を直接的に指定できるようになるということ。

これは是非、次期β版に搭載したい機能の一つ。明日にはfixedにできるようにしたい。

[dai]

オブジェクトのみの話に限り、実装完了。値型における本件の動作には未対応（こちらは次の機会に対応したい）。