前回書いたとおり、TSFにおいて、文字を入力する手段は、キーボードからの入力を漢字変換するだけではありません。手書き認識や音声認識での入力などもあります。なお、これら入力手段を提供する側をTIP (Text Input Processor)と呼びます。

従来からIMMに対応して来た日中韓のアプリケーションでは、Windows XP SP1からのCUAS(詳細なテキスト サービスのサポートをプログラムのすべてに拡張する)を有効にするだけで、そのような漢字変換以外の入力に対応できるということではないでしょうか。今現在、自分のPCにはMS-IME 2003以外にTIPが存在しないので確かめられないのが残念です。

もし、それが可能なら、今まで漢字変換を意識する人が少なかったであろう欧米にも、簡易的にTIPの入力を受け付ける方法として、IMMを使う方法を広めたらよいのではと思いました。もっとも、私は日本語以外を使うコミュニティと接点がないわけですが:-P。

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