この前のミーティングで、私にとって一番の収穫だったことは、Controlクラスとその周辺に対して、どういう感じにすればよいのか構想がやっと見えてきたことです。ウィンドウ周りに関してかなり長い時間を割いていたはずで、ほかの皆さんには申し訳ありませんでしたが、私にとっては、これが何にも代え難いものでした。

話の内容は割愛しますが、結局それまでの私はSystem.Windows.Formsという字面に拘りすぎて、思考がワンパターンになっていたのでした。その状態で、山本さんがライブラリ開発フォーラム内で書いていたことを解釈しようとしても、それは無理だろうしか思えませんでした。しかし、実際に話をしてみると山本さんが考えていたことは、私が思っていたこととは随分違うものでした。それなら私自身が使ったり作ったりしたいと思えるものでした。

文字だけで考えていることが全て伝わるなんて、別に信じていたわけではありませんが、今回、それが有り得ないことを確信しました。それも、初めて補助なしで自転車をこげるようになったり、ポインタの概念が分かったり(※)……、何かある日突然ふっとコツを掴んだときみたいに、その確信は現れました。これも1つの収穫なのかもしれません。勿論、これを読んでいるあなたは、この文章からそんな思いを抱けるはずがありません。これは、今回私がそう感じたというだけのことだからです。また、逆に話し合うことでは伝わらないことがあるということも、きっと間違いないでしょう。

傍から見ると上の段落はわけわからないものになっているに違いありません。でも、そう書きたかったんです。話を戻して、ウィンドウ周りは、まだこういうコードになりますといえる状態ではありませんが、早くそういう段階へもって行きたいです。


※ところで、ポインタって他の人はどうやって理解していくのでしょう。私の場合は、上に書いたようにある日突然インスピレーションが沸き、それまであったもやもやが一気に消え、そこから急速に理解が進んだのでした。ポインタが理解できるのは、スキルではなく才能だ、なんていっている人もいます – 採用面接ゲリラガイド(version 3.0) – The Joel on Software Translation Project


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