Versionクラス
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Versionクラスは、バージョン番号を表すクラスです。バージョンは、メジャー番号、マイナー番号、ビルド番号、リビジョン番号から構成されます。その内ビルド番号、リビジョン番号は省略可能で、都合2つから4つの構成要素からなります。
クラスの機能
継承するインタフェース
公開メソッド
コンストラクタ
Sub Version()
空のVersionを構築します。Version(0, 0)と初期化することと同じです。
Sub Version(major As Long, minor As Long) Sub Version(major As Long, minor As Long, build As Long) Sub Version(major As Long, minor As Long, build As Long, revision As Long)
構成要素を指定してVersionを構築します。
Sub Version(s As String)
文字列の内容を元にVersionを構築します。現在未実装です。
CompareTo
要素の比較を行います。
Override Function ComapreTo(y As Object) As Long Const Function CompareTo(y As Version) As Long
- y
- 比較対象
戻り値は次のようになります。
- Thisがyより小さい
- 0より小さい数
- Thisがyと等しい
- 0
- Thisがyより大きい
- 0より大きい数
大小は、メジャー、マイナー、ビルド、リビジョンの順で、最初に等しくない構成要素の大小によって決定されます。全ての構成要素が等しい場合、2つのVersionは等しいとされます。また、1.3と1.3.0では、後者のほうが大きいと判定されます。
Equals
Versionが等しいか判定します。
Override Function Equals(y As Object) As Boolean Const Function Equals(y As Version) As Boolean
GetHashCode
オブジェクトのハッシュコードを得ます。
Override Function GetHashCode() As Long
ToString
内容を文字列化します。
Override Function ToString() As String Function ToString(fieldCount As Long) As String
オブジェクトの内容を示す String 型の文字列を返します。
- fieldCount
- 出力する構成要素の数を指定します。指定しなかった場合、全ての要素が出力されます。
比較演算子
比較演算を行います。
Function Operator ==(v As Version) As Boolean Function Operator <>(v As Version) As Boolean Function Operator <(v As Version) As Boolean Function Operator >(v As Version) As Boolean Function Operator <=(v As Version) As Boolean Function Operator >=(v As Version) As Boolean
比較方法の詳細は、CompareToを参照してください。
公開プロパティ
Major
Const Function Major() As Long
メジャー番号を取得します。
Minor
Const Function Minor() As Long
マイナー番号を取得します。
Build
Const Function Build() As Long
ビルド番号を取得します。
Revision
Const Function Revision() As Long
リビジョン番号を取得します。
MajorRevision
Const Function MajorRevision() As Integer
リビジョン番号の上位16ビットを取得します。
MinorRevision
Const Function MinorRevision() As Integer
リビジョン番号の下位16ビットを取得します。