TextReaderクラス
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TextReaderクラスは、テキスト読み取りのための抽象クラスです。
クラスの機能
実装するインタフェース
公開メソッド
デストラクタ
オブジェクトを破棄します。
Virtual Sub ~TextReader()
Dispose(False)を行います。
Close
ストリームを閉じます。
Sub Close()
Dispose(True)を行います。
Dispose
インスタンスを破棄します。
Sub Dispose()
ストリームを閉じることと同義で、Dispose(True)を行います。
Abstract Sub Dispose(disposing As Boolean)
- disposing
Peek
次の文字を覗き見します。
Abstract Function Peek() As Long
- 戻り値
- 次の文字。EOFの場合は-1になります。
1文字読み取りますが、読み取り位置は変化しません。
Read
テキストを読み取ります。
Abstract Function Read() As Long
- 戻り値
- 読み取った文字。EOFに達した場合は-1になります。
これは1文字を読み取る種類のメソッドです。複数文字をまとめて受け取る際には、次の多重定義もあります。
Virtual Function Read(buffer As *StrChar, index As Long, count As Long) As Long
- buffer
- 読み取った文字を格納するバッファ
- index
- bufferの中から書き込みを開始する位置(要素数)
- count
- bufferに書き込む最大の文字数
- 戻り値
- 実際に読み取った文字数。常にcountと同じ値になるとは限りません。EOFの場合は0になります。
いずれの多重定義にしても、読み取った分だけ読み取り位置が進みます。
ReadLine
1行を読み取ります。
Abstract Function ReadLine() As String
- 戻り値
- 読み取った文字列。改行文字は含まれません。
このメソッドでは、現在の読み取り位置から改行文字またはEOFが現れるまでを読み取ります。改行文字は次の通りです。
- CR(復帰: &h0D)
- LR(改行: &h0A)
- CR LF(復帰-改行 &h0D &h0A)
- VT(垂直タブ: &h0B)
- FF(改ページ: &h0C)
ReadToEnd
ストリームの終わりまでを一括して読み取ります。
Abstract Function ReadToEnd() As String
- 戻り値
- 読み取った文字列。