Changes between Version 1 and Version 2 of TracTickets
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TracTickets
v1 v2 1 = チケット 管理システム =1 = チケットシステム = #TheTracTicketSystem 2 2 [[TracGuideToc]] 3 3 4 Trac のチケット 管理データベースは、プロジェクトのチケットやバグについての、簡単で効果的なトラッキング機能を提供します。4 Trac のチケットデータベースは、プロジェクトのチケットやバグについての、簡単で効果的なトラッキング機能を提供します。 5 5 6 Trac のプロジェクト管理機能の中枢である、チケット 管理システムは、 '''プロジェクトのタスク管理''', '''機能追加のリクエスト''', '''バグレポート''', '''ソフトウェアサポートの課題''' などに使用できます。6 Trac のプロジェクト管理機能の中枢である、チケットシステムは、 '''プロジェクトのタスク管理''', '''機能追加のリクエスト''', '''バグレポート''', '''ソフトウェアサポートの課題''' などに使用できます。 7 7 8 8 このサブシステムは TracWiki のように、ユーザのコントリビュートと参加をできるだけ簡単にするという目標で設計しています。バグを報告して、質問して、改良を提案するのはできるだけ簡単であるべきです。 … … 11 11 すべてのチケットは、いつでも、編集したり、注釈をしたり、アサインしたり、優先付けしたり、議論したりできます。 12 12 13 == チケット属性 == 13 == チケット属性 == #TicketFields 14 14 15 15 チケットは、以下の情報を属性として含んでいます: 16 16 17 * '''報告者 (Reporter)''' - チケットを登録した人。18 * '''分類 (Type)''' -チケットの本質 (例えば、不具合 (defect), 機能追加 (enhancement request) など)17 * '''報告者 (Reporter)''' — チケットの作成者 18 * '''分類 (Type)''' — チケットの本質 (例えば、不具合 (defect), 機能追加 (enhancement request) など) 19 19 20 * '''コンポーネント (Component)''' -チケットが適用されるモジュールやサブシステム。21 * ''' バージョン (Version)''' -チケットが適用されるバージョン。22 * '''キーワード (Keywords)''' -チケットに付与するキーワード。検索や、レポートの生成で使用する。20 * '''コンポーネント (Component)''' — チケットが適用されるモジュールやサブシステム。 21 * ''''バージョン (Version)''' — チケットが適用されるバージョン。 22 * '''キーワード (Keywords)''' — チケットに付与するキーワード。検索や、レポートの生成で使用する。 23 23 24 * '''優先度 (Priority)''' -''trivial'' から ''blocker'' の範囲で示されるチケットの重要性。25 * '''マイルストーン (Milestone)''' -このチケットが少なくとも、いつまでに解決されなければならないか。26 * '''担当者 (Assigned to/Owner)''' -チケットの扱いに責任を持つ主たる人。27 * '''関係者 (Cc)''' - チケットに関係がある人のリスト。 ''これは責任もいかなるポリシも意味していないことを注記しておく。''24 * '''優先度 (Priority)''' — ''trivial'' から ''blocker'' の範囲で示されるチケットの重要性。 25 * '''マイルストーン (Milestone)''' — このチケットが少なくとも、いつまでに解決されなければならないか。 26 * '''担当者 (Assigned to/Owner)''' — チケットの扱いに責任を持つ主たる人。 27 * '''関係者 (Cc)''' — チケットに関係がある人または通知メール用の E-mail アドレスのカンマ区切りのリスト。 ''これは責任もいかなるポリシも意味していないことを注記しておく。'' 28 28 29 * '''解決方法 (Resolution)''' -チケットが解決された際の理由。{{{修正した(fixed)}}}、{{{無効なチケット(invalid)}}}、{{{修正しない(wontfix)}}}、{{{他のチケットと重複(duplicate)}}}、{{{再現しない(worksforme)}}}など。30 * '''ステータス (Status)''' -チケットの現在の状態。 {{{new}}}, {{{assigned}}}, {{{closed}}}, {{{reopened}}} のいずれか31 * '''概要 (Summary)''' -問題点や、チケットについての簡単な説明。タイトル。32 * '''説明 (Description)''' -チケットの内容。 特定された状況について、詳しく記述され、的を絞った良い説明文を書いてください。29 * '''解決方法 (Resolution)''' — チケットが解決された際の理由。{{{修正した(fixed)}}}、{{{無効なチケット(invalid)}}}、{{{修正しない(wontfix)}}}、{{{他のチケットと重複(duplicate)}}}、{{{再現しない(worksforme)}}}など。 30 * '''ステータス (Status)''' — チケットの現在の状態。 {{{new}}}, {{{assigned}}}, {{{closed}}}, {{{reopened}}} のいずれか 31 * '''概要 (Summary)''' — 問題点や、チケットについての簡単な説明。タイトル。 32 * '''説明 (Description)''' — チケットの内容。 特定された状況について、詳しく記述され、的を絞った良い説明文を書いてください。 33 33 34 '''Note:''' バージョン 0.9 以前の Trac では ''分類 (Type)'' 属性がありませんでしたが、代わりに ''重要度 (Severity)'' 属性が提供されており、 ''優先度 (Priority)'' 属性のデフォルトの値も異なっていました。この変更を行ったのは、やや不鮮明な ''優先度 (Priority)'' と ''重要度 (Severity)'' の区別を排除し、チケットモデルを簡素化するためです。しかしながら以前のチケットモデルも利用可能です: 単に ''優先度 (Priority)'' と ''重要度 (Severity)'' のデフォルトの値を追加 /変更し、必要なら ''分類 (Type)'' 属性の全ての値を削除してください。これらは [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドで出来ます。34 '''Note:''' バージョン 0.9 以前の Trac では ''分類 (Type)'' 属性がありませんでしたが、代わりに ''重要度 (Severity)'' 属性が提供されており、 ''優先度 (Priority)'' 属性のデフォルトの値も異なっていました。この変更を行ったのは、やや不鮮明な ''優先度 (Priority)'' と ''重要度 (Severity)'' の区別を排除し、チケットモデルを簡素化するためです。しかしながら以前のチケットモデルも利用可能です: 単に ''優先度 (Priority)'' と ''重要度 (Severity)'' のデフォルトの値を追加/変更し、必要なら ''分類 (Type)'' 属性の全ての値を削除してください。これらは [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドで出来ます。 35 35 36 '''Note:''' ''分類'' ([http://trac.edgewall.org/wiki/TicketTypes TicketTypes]) 、 ''コンポーネント'' ([http://trac.edgewall.org/wiki/TicketComponent TicketComponent]) 、 ''バージョン'' (!TicketVersion) 、 ''優先度'' (!TicketPriority) 、 ''重要度'' (!TicketSeverity) の各フィールドは [wikiTracAdmin trac-admin] を使用して管理することができます。36 '''Note:''' [http://trac.edgewall.org/wiki/TicketTypes 分類 (type)], [http://trac.edgewall.org/wiki/TicketComponent コンポーネント (component)], バージョン (version), 優先度 (priority), 重要度 (severity) の各フィールドは [wiki:TracAdmin trac-admin] か [http://trac.edgewall.org/wiki/WebAdmin WebAdmin プラグイン] を使用して管理することができます。 37 37 38 == チケットの更新や注釈 == 38 '''Note:''' ''優先度 (Priority)'' のデフォルト値についての説明は [http://trac.edgewall.org/wiki/TicetTypes#Whyistheseverityfieldgone TicketTypes] に書かれています。 39 40 == チケットの更新や注釈 == #ChangingandCommentingTickets 39 41 40 42 ひとたびチケットが Trac に投入されると、あとはいつでもチケットに '''注釈''' することで … … 55 57 '''Note:''' チケットの更新を email で通知する設定をする方法は TracNotification に記述しています。 56 58 57 === ステータスダイアグラム === 58 [[Image(http://projects.edgewall.com/trac/attachment/wiki/TracTickets/Trac%20Ticket%20State%20Chart%2020060603DF.png?format=raw)]] 59 '''Note:''' ステータスの遷移 (チケットのライフサイクル) をカスタマイズする方法は TracWorkflow に記述しています。 59 60 60 61 == ドロップダウン形式の属性のデフォルト値 == 61 == ドロップダウン形式の属性のデフォルト値 == #DefaultValuesforDrop-DownFields 62 62 63 63 ドロップダウン形式のチケット属性では、デフォルトで選択される値を [wiki:TracIni trac.ini] の `[ticket]` セクションで指定できます: … … 69 69 * `default_type`: デフォルトのチケットの分類 70 70 * `default_version`: デフォルトのバージョン 71 * `default_owner`: デフォルトの担当者 ( ''コンポーネントの担当者が設定されていない場合に使用'' ) 71 72 72 これらのオプション で指定されていない属性のデフォルト値はリストの先頭の値、もしくは空白になります。どちらになるかはチケット属性が NULL 値を許容するかに依存します。73 これらのオプションが設定されていない場合、デフォルト値はリストの 1 番目の項目になるか、空の値が使用されます。これは、問題となるフィールドが必須項目かどうかで異なります。これらのオプションのいくつかは、 [trac:WebAdmin WebAdmin] プラグインの "チケットシステム" セクションを通じて選択できます (その他のものは、 "trac.ini" セクションで設定できます) 。チケットのデフォルトの担当者はコンポーネントの担当者になります。もしチケットの担当者が設定されなかったら、 コンポーネントの担当者または `default_owner` が使用されます。 73 74 74 75 75 == 属性を非表示にする、またはカスタム属性を追加する == 76 == 属性を非表示にする、またはカスタム属性を追加する == #HidingFieldsandAddingCustomFields 76 77 77 78 デフォルトで用意されているチケット属性の多くは、 [wiki:TracAdmin trac-admin] で全ての値を削除すると、チケットの Web インタフェース上で非表示にすることが出来ます。これが出来るのは ''分類 (Type)'', ''優先度 (Priority)'', ''重要度 (Severity)'', ''コンポーネント (Component)'', ''バージョン (Version)'', ''マイルストーン (Milestone)'' などドロップダウン形式のチケット属性だけです。 … … 80 81 81 82 82 == 担当者をドロップダウンリストにする == 83 == 担当者をドロップダウンリストにする == #Assign-toasDrop-DownList 83 84 84 チケットの担当者になりうる人数が限られている場合、 "担当者 (Assigned-To)" 属性をテキスト入力からドロップダウンリストに変更することが出来ます。 [wiki:TracIni trac.ini] で `[ticket]` セクションの `restrict_owner` オプションを "true" に設定してください。この場合 Trac は、 ログインした全てのユーザのリストを使用し、メールアドレスをドロップダウンリストに表示します。85 チケットの担当者になりうる人数が限られている場合、 "担当者 (Assigned-To)" 属性をテキスト入力からドロップダウンリストに変更することが出来ます。 [wiki:TracIni trac.ini] で `[ticket]` セクションの `restrict_owner` オプションを "true" に設定してください。この場合 Trac は、プロジェクトにアクセスした全てのユーザのリストを使用し、ドロップダウンリストに表示します。 85 86 86 ドロップダウンリストに表示されるために、ユーザはプロジェクトに登録する必要があります。 ''例として'' ユーザのセッション情報がデータベースの中に存在すべきことがあげられます。セッション情報はユーザがそのプロジェクトで最初にデータベースを更新したときに自動的に生成されます。例えば、 ''ユーザ設定'' のページでユーザの詳細情報を編集したとき などです。また、ユーザは `TICKET_MODIFY` [TracPermissions パーミッション] が必要です。87 ドロップダウンリストに表示されるために、ユーザはプロジェクトに登録する必要があります。 ''例として'' ユーザのセッション情報がデータベースの中に存在すべきことがあげられます。セッション情報はユーザがそのプロジェクトで最初にデータベースを更新したときに自動的に生成されます。例えば、 ''ユーザ設定'' のページでユーザの詳細情報を編集したときや、認証ユーザがログインしたときなどです。また、ユーザは `TICKET_MODIFY` [TracPermissions パーミッション] が必要です。 87 88 88 == 新規チケット登録時に、 URL で値を設定する == 89 '''Note:''' [http://pacopablo.com/wiki/pacopablo/blog/set-assign-to-drop-down ドロップダウンリストにアサインを載せる] に、データベースのレベルで、ユーザのエントリを追加する方法が記載されています。 90 91 '''Note 2:''' 柔軟性が必要で、自分自身でコーディングをすることをいとわないならば、 [http://trac-hacks.org/wiki/FlexibleAssignToPlugin FlexibleAssignTo] を参照してみてください。 (ネタばれ: 私が作者です) 92 93 '''Note 3:''' このオプションを有効にするとパフォーマンスが低下する原因となるかもしれません。 [trac:TracPerformance#Configuration Trac の性能] にさらに詳しい情報があります。 94 95 == 新規チケット登録時に、 URL で値を設定する == #PresetValuesforNewTickets 89 96 90 97 値が設定されたチケット登録フォームへのリンクを作成するには、 /newticket? に続いて、 パラメータ=値 を & でつないだ形式の URL を呼び出します。 … … 92 99 値を設定できるパラメータ: 93 100 94 * '''type''' -ドロップダウンリストのタイプ95 * '''reporter''' -報告者の名前96 * '''summary''' -チケットの概要97 * '''description''' -チケットの完全な説明98 * '''component''' -コンポーネント99 * '''version''' -バージョン100 * '''severity''' -重要度101 * '''keywords''' - キーワード102 * '''priority''' -優先度103 * '''milestone''' -マイルストーン104 * '''owner''' -チケットを解決できそうな人105 * '''cc''' -チケットが更新されたときに email で通知する人のリスト。101 * '''type''' — ドロップダウンリストのタイプ 102 * '''reporter''' — 報告者の名前 103 * '''summary''' — チケットの概要 104 * '''description''' — チケットの完全な説明 105 * '''component''' — コンポーネント 106 * '''version''' — バージョン 107 * '''severity''' — 重要度 108 * '''keywords''' — キーワード 109 * '''priority''' — 優先度 110 * '''milestone''' — マイルストーン 111 * '''owner''' — チケットを解決できそうな人 112 * '''cc''' — チケットが更新されたときに email で通知する人のリスト。 106 113 107 '''例:''' ''/trac/newticket?summary=Compile%20Error&version=1.0&component=gui'' 114 '''例:''' ''/trac/newticket?summary=Compile%20Error&version=1.0&component=gui''[[BR]] 108 115 109 116 ---- 110 See also: TracGuide, TracWiki, TracTicketsCustomFields, TracNotification 117 See also: TracGuide, TracWiki, TracTicketsCustomFields, TracNotification, TracReports, TracQuery