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ロードマップ
Table of Contents
ロードマップ (英語版では Roadmap) は チケットシステム のビューを提供します。プロジェクトの将来の開発計画と管理の役に立つでしょう。
ロードマップのビュー
基本的に、ロードマップは将来のマイルストーン (英語版では Milestone) のリストに過ぎません。マイルストーンの説明、例えば主たる開発方針などを WikiFormatting を使用して追加することができます。その上で、あるマイルストーンのターゲットとなるチケットは集められ、未解決チケットと解決済みチケットの比率がマイルストーンの進捗インジケータに表示されます。 チケットのグループ化をカスタマイズする ことによって、プログレスバーに複数のステータスを表示させる事ができます。(訳注: TracIni#milestone-groups-section を参照してください)
ロードマップでは、 完了したマイルストーン や 期限のないマイルストール の表示 / 非表示を選択することができます。 完了したマイルストーンも表示する と 期限のないマイルストールを表示しない が同時に指定された場合、期限はないが 完了した マイルストーンは、表示される でしょう 。
マイルストーンのビュー
各マイルストーンには概要を追加することができます ( WikiFormatting 使用可 ) 。例えば、主とした目的を記述することができます。加えて、あるマイルストーンをターゲットとしたチケットをまとめて、未解決と解決済みのチケットの割合がマイルストーンのプログレスバーに表示されます。さらに、 チケットのグルーピングをカスタマイズしたり 複数のチケットステータスをプログレスバーに表示することが可能です。
特定のマイルストーンのページを見ることによって、簡単な統計に掘り下げることは可能です。デフォルトでは、未解決/解決済みの比率がコンポーネントごとにグループ化され、表示されています。他の基準、例えば担当者や重要度で再グループ化することができます。チケットの番号は一致するチケットをリストする カスタムクエリ にリンクされています。
ロードマップ管理
適切な権限を持っているならば、 Web インタフェース ( ロードマップとマイルストーンページ ) や Web アドミニストレーションインタフェースまたは、 trac-admin
を使用して、マイルストーンの追加、編集、削除を行なうことができます。
Note: マイルストーンの概要は trac-admin
を使って編集することは現在できません。
iCalendar 対応
ロードマップは、 iCalendar フォーマットに対応していますので、好みのカレンダーアプリケーションを使って、計画したマイルストーンと関係する課題を追いかけることが出来ます。多くのカレンダーアプリケーションが iCalendar をサポートしています。
- Apple iCal Mac OS X 対応
- Mozilla Calendar 複数のプラットフォームで使用可
- Chandler
- Korganizer (KDE プロジェクトのカレンダーアプリケーション)
- Evolution iCalendar 対応
- Microsoft Outlook iCalendar ファイルの読み込み可 (これは、 Outlook の新しい静的カレンダーとして見えます)
- Google Calendar
ロードマップを購読するために、ロードマップのページにある iCalendar のリンクをコピーします (リンクはページの下の方にあります)。そして、カレンダーアプリケーションで "リモートカレンダーを購読" (またはこれに似たアクション) を行い、コピーした URL を貼り付けるだけです。
Note: カレンダーの中に (TO-DOアイテムとして) チケットが含まれているので、リンクをコピーするときに認証されている必要があります。あなた自身が担当者で、マイルストーンに関係するチケットのみ見ることができます。
Note: Google Calender にマイルストーンを含む場合、URL を書き直す必要があるかもしれません。
RewriteEngine on RewriteRule ([^/.]+)/roadmap/([^/.]+)/ics /$1/roadmap?user=$2&format=ics
より詳しい iCalendar についての情報は Wikipedia で見つけることが出来ます。
See also: TracTickets, TracReports, TracQuery, TracRoadmapCustomGroups