| 20 | | * '''ID''' -- ユニークな (連番の) 識別子 |
| 21 | | * '''レポート名 (Title)''' -- レポートのタイトル |
| 22 | | * '''説明 (Description)''' -- WikiFormatting で記述された、レポートの説明。 |
| 23 | | * '''レポート本体 (Report Body)''' -- 後に述べるフォーマットで規定された、レポートクエリの結果。 |
| 24 | | * '''フッタ (Footer)''' -- レポート本体を異なる形式でダウンロードするためのリンク。 |
| 25 | | |
| 26 | | == ソートの並び順変更 == |
| | 21 | * '''ID''' — ユニークな (連番の) 識別子 |
| | 22 | * '''レポート名 (Title)''' — レポートのタイトル |
| | 23 | * '''説明 (Description)''' — WikiFormatting で記述された、レポートの説明。 |
| | 24 | * '''レポート本体 (Report Body)''' — 後に述べるフォーマットで規定された、レポートクエリの結果。 |
| | 25 | * '''フッタ (Footer)''' — レポート本体を異なる形式でダウンロードするためのリンク。 |
| | 26 | |
| | 27 | == ソートの並び順変更 == #ChangingSortOrder |
| 31 | | |
| 32 | | == ダウンロードできるフォーマット == |
| | 32 | == レポートの番号を変更する == #ChangingReportNumbering |
| | 33 | レポートの ID を変更する必要がある場合があるかもしれませんが、おそらくレポート自体を編集する方がベターです。というのも Trac のデータベースを変更する必要があるからです。 ''report'' 表は以下のようなスキーマとなっています ''(0.10 以降)'': |
| | 34 | * id integer PRIMARY KEY |
| | 35 | * author text |
| | 36 | * title text |
| | 37 | * query text |
| | 38 | * description text |
| | 39 | ID を変更すると ''レポート一覧 (Available Reports)'' での表示順と番号、レポートのパーマリンクが変更されます。以下のような SQL を実行すると ID が変更されます: |
| | 40 | {{{ |
| | 41 | update report set id=5 where id=3; |
| | 42 | }}} |
| | 43 | メンテナンス結果、データベースの一貫性を保つ必要があることに留意してください (例えば ID はユニークでなければなりませんし、 SQLite などデータベースの上限値を超えることはできません)。 |
| | 44 | |
| | 45 | 保存されたレポートやクエリのレポート番号も更新したり削除したりする必要があるでしょう。 |
| | 46 | |
| | 47 | == チケットをナビゲート == #NavigatingTickets |
| | 48 | レポートクエリ結果の 1 チケットをクリックするとそのチケットが表示されるでしょう。表示されたチケットのメインメニューバーのすぐ下にある ''次のチケット'' (英語版では ''Next Ticket'') または ''前のチケット'' (英語版では ''Previous Ticket'') リンクをクリックすることによって他のチケットに移動するか、''レポートに戻る'' (英語版では ''Back to Report'') リンクをクリックしてレポートページに戻ることができます。 |
| | 49 | |
| | 50 | あなたは安全にチケットを編集することができます。またチケットの編集結果を保存した後で、 ''次のチケット/前のチケット/レポートに戻る'' (英語版では ''!Next/Previous/Back to Report'') のリンクを使用して結果を行き来することが可能です。しかし、あなたがチケットへの操作を終えてレポートに戻るときに、どのチケットが変更されたかのヒントは表示されません。この動作はカスタムクエリの動作とは異なります。 (カスタムクエリについては TracQuery#NavigatingTickets を参照して下さい) 。 ''(0.11 以降 )'' |
| | 51 | |
| | 52 | == ダウンロードできるフォーマット == #AlternativeDownloadFormats |
| 145 | | === 自動的に整形されるカラム名 === |
| 146 | | * '''ticket''' -- チケットの ID が入っているカラムで使用します。該当する ID のカラムにハイパーリンクされます。 |
| 147 | | * '''created, modified, date, time''' -- 日付や時刻に整形されます。 |
| 148 | | |
| 149 | | * '''description''' -- チケットの説明が入っているカラムで使用します。 Wiki エンジンで処理されます。 |
| | 163 | === 自動的に整形されるカラム名 === #Automaticallyformattedcolumns |
| | 164 | * '''ticket''' — チケットの ID が入っているカラムで使用します。該当する ID のカラムにハイパーリンクされます。 (訳注: `summary` というカラム名もチケットにハイパーリンクされます。日本語版では `概要` でもリンクします。) |
| | 165 | * '''id''' — '''realm''' が指定されない場合は、 '''ticket''' と同じです。 |
| | 166 | * '''realm''' — '''id''' と同時に使用します。チケット以外のリソースにリンクを行う場合に使用します。 (e.g. ''wiki'' のレルムに ''id'' としてページ名を組み合わせると、 Wiki ページへのリンクを生成します) |
| | 167 | * '''created, modified, date, time''' — 日付や時刻に整形されます。 (訳注: `datetime` という列名にすると日時で整形されます。日本語版では `時刻` で終わるカラムは `time` に、 `日付` で終わるカラムは `date` に、 `日時` で終わるカラムは `datetime` に、それぞれ整形されます。) |
| | 168 | * '''description''' — チケットの説明が入っているカラムで使用します。 Wiki エンジンで処理されます。 (訳注: 日本語版では `説明` でも整形されます。) |
| 153 | | SELECT id as ticket, created, status, summary FROM ticket |
| 154 | | }}} |
| 155 | | |
| 156 | | === 整形されるカラムのカスタマイズ === |
| | 172 | SELECT id AS ticket, created, status, summary FROM ticket |
| | 173 | }}} |
| | 174 | |
| | 175 | これらのカラムは定義しても非表示にすることができます。方法は [#column-syntax 下記] を参照してください。 |
| | 176 | |
| | 177 | ''ticket'' 以外のレルムに対するレポートの作成方法については [http://trac.edgewall.org/wiki/CookBook/Configuration/Reports CookBook/Configuration/Reports] を参照してください。 |
| | 178 | |
| | 179 | '''訳注''': Trac-0.11.1.ja1 以降のバージョンで作成した Environment では、デフォルトのレポートに日本語での整形ルールが適用されています。このような Environment を本家版 Trac で使用したい場合は各レポートの SQL を編集し、上記の日本語のカラム別名を英語に変更してください。 |
| | 180 | |
| | 181 | === 整形されるカラムのカスタマイズ === #Customformattingcolumns |
| 160 | | * '''`__group__`''' -- 指定されたカラムで、表示がグループ化されます。各グループは、それぞれセクションヘッダとクエリ結果の表を持ちます。 |
| 161 | | * '''`__color__`''' -- 1 から 5 の数値である必要があります。値によって、あらかじめ定義された色付けが行われます。一般的な使用法は、優先度別の色付けです。 |
| 162 | | * '''`__style__`''' -- CSS 形式でレコードを整形できます。 |
| 163 | | |
| 164 | | '''例:''' ''マイルストーン別未解決チケット (優先度別色付け)'' |
| | 185 | * '''`__group__`''' — 指定されたカラムで、表示がグループ化されます。各グループは、それぞれセクションヘッダとクエリ結果の表を持ちます。 |
| | 186 | * '''`__grouplink__`''' — グループ化した場合の各グループのヘッダで生成するリンク先の URL を指定します。この URL は各グループの最初の行にだけ付与されます。 |
| | 187 | * '''`__color__`''' — 1 から 5 の数値である必要があります。値によって、あらかじめ定義された色付けが行われます。一般的な使用法は、優先度別の色付けです。 |
| | 188 | {{{ |
| | 189 | #!html |
| | 190 | <div style="margin-left:7.5em">デフォルトの色付け: |
| | 191 | <span style="border: none; color: #333; background: transparent; font-size: 85%; background: #fdc; border-color: #e88; color: #a22">Color 1</span> |
| | 192 | <span style="border: none; color: #333; background: transparent; font-size: 85%; background: #ffb; border-color: #eea; color: #880">Color 2</span> |
| | 193 | <span style="border: none; color: #333; background: transparent; font-size: 85%; background: #fbfbfb; border-color: #ddd; color: #444">Color 3</span> |
| | 194 | <span style="border: none; color: #333; background: transparent; font-size: 85%; background: #e7ffff; border-color: #cee; color: #099">Color 4</span> |
| | 195 | <span style="border: none; color: #333; background: transparent; font-size: 85%; background: #e7eeff; border-color: #cde; color: #469">Color 5</span> |
| | 196 | </div> |
| | 197 | }}} |
| | 198 | * '''`__style__`''' — CSS 形式でレコードを整形できます。 |
| | 199 | |
| | 200 | '''例:''' ''マイルストーン別未解決チケット (優先度別色付け, グループのヘッダでマイルストーンにリンク)'' |
| 184 | | * '''`column_`''' -- ''改行''。 カラム名の語尾にアンダースコア ('_') を付与した場合、以降のカラムは次の行で表示されます。 |
| 185 | | |
| 186 | | * '''`_column_`''' -- ''全行表示''。 カラム名の前後にアンダースコア ('_') を付与した場合、そのカラムは続く行で全てのカラム幅を使って表示されます。 |
| 187 | | |
| 188 | | * '''`_column`''' -- ''データを非表示にする''。 カラム名の語頭にアンダースコア ('_') を付与した場合、 HTML 出力では非表示になります。これは (CSV や RSS のような) 別フォーマットでのダウンロード時にだけ見たい情報であるときに使います。 |
| | 221 | * '''`column_`''' — ''改行''。 カラム名の語尾にアンダースコア ('_') を付与した場合、以降のカラムは次の行で表示されます。 |
| | 222 | |
| | 223 | * '''`_column_`''' — ''全行表示''。 カラム名の前後にアンダースコア ('_') を付与した場合、そのカラムは続く行で全てのカラム幅を使って表示されます。 |
| | 224 | |
| | 225 | * '''`_column`''' — ''データを非表示にする''。 カラム名の語頭にアンダースコア ('_') を付与した場合、 HTML 出力では非表示になります。これは (CSV や RSS のような) 別フォーマットでのダウンロード時にだけ見たい情報であるときに使います。 |
| | 226 | この機能ではあらゆるカラムを非表示にできます。リソースの特定などで他のカラムが異存しているような場合に有用です。たとえば `id as _id` とすることで、 '''Id''' カラムは非表示となりますが、チケットへのリンクは正しく生成されます。 |