Changes between Version 2 and Version 3 of TracLogging
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- Jun 17, 2013, 1:35:49 PM (11 years ago)
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TracLogging
v2 v3 2 2 [[TracGuideToc]] 3 3 4 Trac は Python の標準 [http://docs.python.org/lib /module-logging.html ロギングモジュール] (訳注: [http://www.python.jp/doc/release/lib/module-logging.html 日本語ドキュメント]) を使用したシステムメッセージのログ出力に対応しています。4 Trac は Python の標準 [http://docs.python.org/library/logging.html ロギングモジュール] (訳注: [http://www.python.jp/doc/release/library/logging.html 日本語ドキュメント]) を使用したシステムメッセージのログ出力に対応しています。 5 5 6 6 ログは [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `[logging]` セクションで設定することができます。 … … 10 10 ログの出力方法は [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_type` オプションで設定されます。以下の値が使用できます: 11 11 12 '''none''':: すべてのログメッセージを抑制する 。13 '''file''':: ログをファイルに出力する。 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の ''log_file'' ディレクティブで指定する。 `log_file` の中の相対パスは TracEnvironment の `log` ディレクトリへの相対パスとして解決されます 。14 '''stderr''':: コンソールにすべてのログを出力する 。([wiki:TracStandalone tracd] のみ)15 '''syslog''':: (UNIX) 名前付きパイプ `/dev/log` を通してすべてのログメッセージをローカルの syslog に送信する。 syslog はデフォルトでファイル /var/log/messages に出力される 。16 '''eventlog''':: (Windows) イベントログに Trac のログを出力する 。12 '''none''':: すべてのログメッセージを抑制する 13 '''file''':: ログをファイルに出力する。 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の ''log_file'' ディレクティブで指定する。 `log_file` の中の相対パスは TracEnvironment の `log` ディレクトリへの相対パスとして解決されます 14 '''stderr''':: コンソールにすべてのログを出力する([wiki:TracStandalone tracd] のみ) 15 '''syslog''':: (UNIX) 名前付きパイプ `/dev/log` を通してすべてのログメッセージをローカルの syslog に送信する。 syslog はデフォルトでファイル /var/log/messages に出力される 16 '''eventlog''':: (Windows) イベントログに Trac のログを出力する 17 17 18 18 == ログレベル == #LogLevels … … 20 20 出力するログの冗長レベルは [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_level` オプションで指定します。ログレベルは出力するログメッセージの最低限のレベルを定義します。レベルには下記の種類があります: 21 21 22 '''CRITICAL''':: 最も重要なエラーのみ。たいていは致命的なメッセージです 。23 '''ERROR''':: 処理失敗、バグ、エラー 。24 '''WARN''':: 警告、処理を中断するほどではないイベント 。25 '''INFO''':: 診断メッセージ。すべてのプロセスについてのログ情報 。26 '''DEBUG''':: トレースメッセージ、プロファイリングなど 。22 '''CRITICAL''':: 最も重要なエラーのみ。たいていは致命的なメッセージです 23 '''ERROR''':: 処理失敗、バグ、エラー 24 '''WARN''':: 警告、処理を中断するほどではないイベント 25 '''INFO''':: 診断メッセージ。すべてのプロセスについてのログ情報 26 '''DEBUG''':: トレースメッセージ、プロファイリングなど 27 27 28 28 Note: Trac 0.11.5 以降で SQL 文をログに出力することができるようになりました。非常に冗長なログになるので、デフォルトでは OFF に成っています (`[trac] debug_sql =yes` を TracIni に設定することで有効化できます)。 … … 30 30 == ログの出力フォーマット == #LogFormat 31 31 32 Trac 0.10.4 以降 ([ http://trac.edgewall.org/ticket/#2844 #2844] を参照) では、 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_format` オプションを使用することで、ログエントリーの出力フォーマットを設定することが可能です。フォーマットは [http://docs.python.org/lib/node422.htmlPython ロギングフォーマッタ変数] を含むことができる文字列です。そのうえ、以下の Trac 特有の変数を使用することができます:32 Trac 0.10.4 以降 ([trac:#2844 #2844] を参照) では、 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_format` オプションを使用することで、ログエントリーの出力フォーマットを設定することが可能です。フォーマットは [http://docs.python.org/library/logging.html#logrecord-attributes Python ロギングフォーマッタ変数] を含むことができる文字列です。そのうえ、以下の Trac 特有の変数を使用することができます: 33 33 '''$(basename)s''':: Environment のベースネーム 34 34 '''$(path)s''':: Environment の絶対パス