Changes between Version 2 and Version 3 of TracInstall


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Jun 17, 2013, 1:35:49 PM (11 years ago)
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trac
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  • TracInstall

    v2 v3  
    1 = Trac Installation Guide for 0.12 =
     1= Trac Installation Guide for 1.0 =
    22[[TracGuideToc]]
    33
    44Trac は Python で書かれており、データベースとして [http://sqlite.org/ SQLite], [http://postgresql.org/ PostgreSQL], [http://mysql.com/ MySQL] のどれかが必要です。 Trac は HTML レンダリングのために [http://genshi.edgewall.org Genshi] テンプレートシステムを使用します。
    55
    6 バージョン 0.12 以降で Trac はローカライズされているため、自分が普段使っている言語に翻訳されているかもしれません。 Trac のインタフェースで別の言語を使用したい場合は、任意のパッケージである [#OtherPythonPackages Babel] を **最初に** インストールする必要があります。 Babel がない場合、通常通り、デフォルトの英語バージョンのみ使用することができます。もし、 Babel を Trac よりも後にインストールした場合は、 Trac を再インストールする必要があります。
    7 
    8 新しい言語での翻訳の作成や、すでにある言語での翻訳のエンハンスをコントリビュートした場合は [http://trac.edgewall.org/wiki/TracL10N TracL10N] を見てみてください。 (訳注: 日本語の翻訳はすでにコントリビュートされています)
    9 
    10 Trac のインストールとセットアップに対する一般的な手順を以下に示します。 Trac を特定のシステムにインストールする手順は Trac Project サイトの [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms TracInstallPlatforms] にありますが、 '''まず最初に以下の一般的な手順を読み通して''' タスクの関係を確実に理解してください。
     6バージョン 0.12 以降、 Trac はローカライズされているため、自分が普段使っている言語に翻訳されているかもしれません。 Trac のインタフェースで別の言語を使用したい場合は、任意のパッケージである [#OtherPythonPackages Babel] をインストールする必要があります。[#InstallingTrac Installing Trac] セクションのローカライゼーションのサポートの手順を参照してください。 Babel がない場合、通常通り、デフォルトの英語バージョンのみ使用することができます。
     7
     8新しい言語での翻訳の作成や、すでにある言語での翻訳のエンハンスをコントリビュートした場合は [[trac:TracL10N]] を見てみてください。 (訳注: 日本語の翻訳はすでにコントリビュートされています)
     9
     10Trac のインストールとセットアップに対する一般的な手順と必要な条件を以下に示します。 Trac を特定のシステムにインストールする手順は Trac Project サイトの [trac:TracInstallPlatforms TracInstallPlatforms] にありますが、 '''まず最初に以下の一般的な手順を読み通して''' タスクの関係を確実に理解してください。
    1111
    1212[[PageOutline(2-3,インストール手順,inline)]]
     
    1616Trac をインストールするためには以下のソフトウェアパッケージがインストールされていなければなりません:
    1717
    18  * [http://www.python.org/ Python], 2.4 以上 3.0 未満
    19    (Pyhton 2.3 のサポートは、このリリース (訳注: 0.12) で打ち切られました)
    20  * [http://peak.telecommunity.com/DevCenter/setuptools setuptools], 0.6 以上
    21  * [http://genshi.edgewall.org/wiki/Download Genshi], 0.6 以上
     18 * [http://www.python.org/ Python], 2.5 以上 3.0 未満
     19   (Python 2.4 のサポートは、このリリース(訳注: 1.0)で打ち切られました)
     20 * [http://peak.telecommunity.com/DevCenter/setuptools setuptools], 0.6 以上, [http://pypi.python.org/pypi/distribute ディストリビュート] を使用してもかまいません
     21 * [http://genshi.edgewall.org/wiki/Download Genshi], 0.6 以上(リリースはされていませんが 0.7dev でも正しく動作します)
    2222
    2323また、データベースと、それに対応する Python のバインディングが必要です。
     
    2626==== SQLite の場合 ==== #ForSQLite
    2727
    28 Python 2.5 か 2.6 の場合は、必要なライブラリは同梱されています。
    29 
    30 Python 2.4 の場合、 pysqlite が必要です。 pysqlite は
    31 [http://code.google.com/p/pysqlite/downloads/list google code] から Windows インストーラやソースからのビルド用の tar.gz アーカイブがダウンロードできます:
    32 {{{
    33 $ tar xvfz <version>.tar.gz
    34 $ cd <version>
    35 $ python setup.py build_static install
    36 }}}
    37  
    38 上記の手順で SQLite のコードも展開されバインディングがビルドされます。
    39 
    40 SQLite をインストールするときに、システムが開発用のヘッダを必要とするかもしれません。これらのヘッダなしでは、ビルドしたときに GCC 関連のエラーがいろいろと出るでしょう:
    41 
    42 {{{
    43 $ apt-get install libsqlite3-dev
    44 }}}
    45 
    46 SQLite 2.x も !PySqlite 1.1.x ももはやサポートしていません。
    47 
    48 既知のバグとして、 !PySqlite バージョン 2.5.2-4 では、 Trac のデータベースを
     28Python 2.5 、 2.6 、 2.7 には、SQLite データベースのライブラリがPython の標準ディストリビューションに( `sqlite3` モジュールとして)同梱されています。
     29
     30もちろん、最新の [[trac:Pysqlite]] をダウンロードすることも可能です。
     31[http://code.google.com/p/pysqlite/downloads/list google code] から Windows インストーラやソースからビルドするための
     32tar.gz アーカイブがダウンロードできます。
     33{{{
     34$ tar xvfz <version>.tar.gz
     35$ cd <version>
     36$ python setup.py build_static install
     37}}}
     38
     39上記の手順で最新の SQLite コードがダウンロードされバインディングがビルドされます。
     40
     41SQLite 2.x のサポートは終了しました。
     42
     43既知のバグとして、 PySqlite バージョン 2.5.2-4 では、 Trac のデータベースを
    49440.11.x から 0.12. にアップグレードすることができません。 2.5.5 以降か 2.5.1 と
    50 それ以前のバージョンを使用して下さい。詳細については、 [http://trac.edgewall.org/ticket/9434 本家チケット 9434] を参照して下さい。
    51 
    52 [http://trac.edgewall.org/wiki/PySqlite PySqlite] も参照することができます。
     45それ以前のバージョンを使用して下さい。詳細については、 [trac:#9434 本家チケット 9434] を参照して下さい。
     46
     47[trac:PySqlite PySqlite] にさらに情報があります。
    5348
    5449==== PostgreSQL の場合 #ForPostgreSQL
    5550
    56 下記いずれかの Python バインディングをインストールする必要があります:
     51下記いずれかの データベースと、データベースに対応した Python バインディングをインストールする必要があります:
    5752 * [http://www.postgresql.org/ PostgreSQL], バージョン 8.0 以降
    5853 * [http://pypi.python.org/pypi/psycopg2 psycopg2]
    5954
    60 詳しくは [http://trac.edgewall.org/wiki/DatabaseBackend#Postgresql DatabaseBackend] を参照してください。
     55詳しくは [trac:DatabaseBackend#Postgresql DatabaseBackend] を参照してください。
    6156
    6257
     
    6863 * [http://sf.net/projects/mysql-python MySQLdb], 1.2.2 以降
    6964
    70 '''非常に''' 重要なことが記載されているので、データベースを作成する前に、[http://trac.edgewall.org/wiki/MySqlDb MySqlDb] のページを注意深く読んで下さい。
     65'''非常に''' 重要なことが記載されているので、データベースを作成する前に、[trac:MySqlDb] のページを注意深く読んで下さい。
    7166
    7267=== 任意の依存関係 === #OptionalDependencies
     
    7570
    7671===== Subversion =====
    77  * [http://subversion.apache.org/ Subversion], 1.5.x または 1.6.x と '''''対応する''''' Python バインディング。 1.4 系の古いバージョンも、今のところ動作します。トラブルシューティングの情報が [http://trac.edgewall.org/wiki/TracSubversion#Troubleshooting TracSubversion] のページに記載されていますので、確認してみてください。1.4.0より以前のバージョンでは、動作しないかもしれません。というのも、 Trac が使用する svn の中心機能 (例:svn_path_canonicalize) が (svn ライブラリそのものには存在していたとしても) svn のバージョン 1.3.x 以前では python の swig のラッパーで実装されていないからです。
    78 
    79 主要なプラットフォーム向けに [http://subversion.apache.org/packages.html コンパイル済みの SWIG バインディング] が用意されていますので、通常はこれを使ってください。 ( 頑張って Windows 用のコンパイル済み SWIG バインディングをリストから見つけて下さい。 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracSubversion TracSubversion] が [http://alagazam.net Algazam] を指し示すでしょう。 Python 2.6 では動作します。 )
    80 
    81 Note: Trac は [http://pysvn.tigris.org/ PySVN] のような新しい `ctype` 形式のバインディングでは '''動作しません'''。 [ctype バインディングを実装するチケットはあるかな?]
    82 
    83 
    84 '''重要な Note:''' Subversion を使用するなら Trac を '''同じマシン''' にインストールする必要があります。リモートリポジトリは現在[http://trac.edgewall.org/ticket/493 サポートされていません]。
     72 * [http://subversion.apache.org/ Subversion] 1.5.x または 1.6.x と '''''対応する''''' Python バインディング。1.0 から 1.2.4 や 1.3.2 、 1.4.2 などの古いバージョンも今のところ動作します。トラブルシューティングの情報が [trac:TracSubversion#Troubleshooting TracSubversion] のページに記載されていますので、確認してください
     73
     74様々なプラットフォーム向けに [http://subversion.apache.org/packages.html SWIG バインディング] が用意されています。(このリストから Windows パッケージ用のコンパイル済みの SWIG バインディングを探してください。TracSubversion には [http://alagazam.net Algazam] がよいです。私も python 2.6 の基、使用しています。)
     75
     76Note: Trac は [http://pysvn.tigris.org/ PySVN] のような新しい `ctype` 形式のバインディングでは '''動作しません'''。
     77
     78
     79'''重要な Note:''' Subversion を使用するなら Trac を '''同じマシン''' にインストールする必要があります。リモートリポジトリは現在 [trac:#493 サポートされていません]。
    8580
    8681
    8782===== その他のバージョン管理システム ===== #Others
    8883
    89 Subversion 以外のバージョン管理システムのサポートはサードパーティから提供されます。 [http://trac.edgewall.org/wiki/PluginList PluginList] や [http://trac.edgewall.org/wiki/VersioningSystemBackend VersioningSystemBackend] を参照して下さい。
     84Subversion 以外のバージョン管理システムのサポートはサードパーティから提供されます。 [trac:PluginList] や [trac:VersionControlSystem] を参照して下さい。
    9085
    9186==== Web サーバ ==== #WebServer
    9287Trac にはサーバ機能が組み込まれているので、 Web サーバは必須ではありません。このページに下にある [#RunningtheStandaloneServer スタンドアロンサーバの起動] セクションを参照してください。
    9388
    94 Trac は下記の要件を満たす Web サーバで動作します。
    95  * [http://httpd.apache.org/ Apache] との組み合わせで 
    96    - [http://code.google.com/p/modwsgi/ mod_wsgi], [wiki:TracModWSGI] および
    97      http://code.google.com/p/modwsgi/wiki/IntegrationWithTrac を参照
    98    - [http://modpython.org/ mod_python 3.3.1], 廃止予定: TracModPython 参照)
    99  * [http://www.fastcgi.com/ FastCGI] が使用可能な Web サーバ (TracFastCgi 参照)
    100  * [http://tomcat.apache.org/connectors-doc/ajp/ajpv13a.html AJP] が使用可能な Web
    101    サーバ ([http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnWindowsIisAjp TracOnWindowsIisAjp] 参照)
    102  * CGI が使用可能な Web サーバ (TracCgi 参照), '''しかし Trac を CGI スクリプトとして使用することは
    103    全く推奨されていません''' ので、上に挙げた方法を選択するようにして下さい。
    104    
     89Trac は下記の環境において動作します。
     90 * [http://httpd.apache.org/ Apache] との組み合わせで
     91   - [http://code.google.com/p/modwsgi/ mod_wsgi], [wiki:TracModWSGI]
     92    http://code.google.com/p/modwsgi/wiki/IntegrationWithTrac を参照
     93   - [http://modpython.org/ mod_python 3.3.1], 非奨励 (TracModPython 参照)
     94 * [http://www.fastcgi.com/ FastCGI] 対応 Web サーバ (TracFastCgi 参照)
     95 * [http://tomcat.apache.org/connectors-doc/ajp/ajpv13a.html AJP] 対応 Web
     96   サーバ ([trac:TracOnWindowsIisAjp TracOnWindowsIisAjp] 参照)
     97 * CGI 対応 Web サーバ (TracCgi 参照)。’’’Trac を CGI スクリプトとして使用することは
     98   全く推奨されていませんので’’’ 、上記に挙げた方法を選択して下さい
     99
    105100
    106101==== その他の Python パッケージ ==== #OtherPythonPackages
    107102
    108  * [http://babel.edgewall.org Babel], 0.9.5 以上
    109    ローカライズの機能を使用する場合は必要。[[BR]]
    110    ''Note: '' 他の言語で Trac のインタフェースを使用したい場合、必ず最初に Babel をインストールして下さい。 Babel をインストールしていない場合は、通常通りデフォルトの英語バージョンの Trac を使用することができます。 Babel を後からインストールした場合、 Trac を再インストールする必要があります。
     103 * [http://babel.edgewall.org Babel], 0.9.5 以上
     104   ローカライズの機能を使用する場合は必要(リリースはされていませんが 1.0dev でも正しく動作します)
    111105 * [http://docutils.sourceforge.net/ docutils], 0.3.9 以上
    112106   WikiRestructuredText の機能を使用する場合は必要
    113  * [http://pygments.pocoo.org Pygments] 
    114    [wiki:TracSyntaxColoring シンタックスハイライティング] の機能を使用する場合は必要
    115    [http://silvercity.sourceforge.net/ SilverCity] や 
     107 * [http://pygments.pocoo.org Pygments]
     108   [wiki:TracSyntaxColoring シンタックスハイライティング] の機能を使用する場合は必要
     109   [http://silvercity.sourceforge.net/ SilverCity] や
    116110   [http://gnu.org/software/enscript/enscript.html Enscript] も、今のところ使用できますが、
    117    サポートを打ち切る予定なので、 Pygments を使用して下さい。
    118  * [http://pytz.sf.net pytz], タイムゾーンの完全なリストを取得する場合に必要。
     111   サポートを打ち切る予定なので、 Pygments を使用してください
     112 * [http://pytz.sf.net pytz] , タイムゾーンの完全なリストを取得する場合に必要
    119113   pytz がない場合、 Trac は内部で定義している
    120    短いタイムゾーンの実装にフォールバックします
    121 
    122 '''Attention''': これらの依存関係は様々なバージョンで必ずしも置き換えできるとは限らないので、上記のバージョン番号に注意してください。 Trac を動かす上で問題が発生した場合は [http://trac.edgewall.org/wiki/MailingList メーリングリスト] や [http://trac.edgewall.org/wiki/IrcChannel IRC チャネル] で質問をする前にすべての依存関係を再度確認してください。
    123 
    124 これらのパッケージのドキュメンテーションを参照して、それらが最も上手にインストールできる方法を探してください。また [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の多くに、これらの依存関係のインストール方法が記述されています。しかしながら [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の情報はあなたがインストールしている Trac より古い バージョンについての説明があることを覚えておいてください (なんと Trac 0.8 に関する説明をしているページもあります)。
     114   短いタイムゾーンの実装にフォールバックします
     115
     116'''Attention''': これらの依存関係は様々なバージョンで必ずしも置き換えできるとは限らないので、上記のバージョン番号に注意してください。 Trac を動かす上で問題が発生した場合は [trac:MailingList メーリングリスト] や [trac:IrcChannel IRC チャネル] で質問をする前にすべての依存関係を再度確認してください。
     117
     118これらのパッケージのドキュメンテーションを参照して、それらが最も上手にインストールできる方法を探してください。また [trac:TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の多くに、これらの依存関係のインストール方法が記述されています。しかしながら [trac:TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の情報はあなたがインストールしている Trac より古い バージョンについての説明があることを覚えておいてください (なんと Trac 0.8 に関する説明をしているページもあります)。
    125119
    126120
     
    128122=== `easy_install` を使用したインストール ===#Usingeasy_install
    129123Trac をインストールする方法のひとつに [http://pypi.python.org/pypi/setuptools setuptools] の利用があります。
    130 setuptools を使用すると、 Trac を Subversion リポジトリからインストールすることもできます;
     124setuptools を使用すると、 Trac を Subversion リポジトリからインストールすることもできます
    131125
    132126例:
    133127
    134  - 始めに最新の安定バージョン Trac 0.12.1 とローカライズサポートをインストールする:
     128 - Trac 1.0 をインストールします:
    135129   {{{
    136    easy_install Babel==0.9.5 Genshi==0.6
    137    easy_install Trac
     130   easy_install Trac==1.0
    138131   }}}
    139    ''`easy_install` コマンドを二回、別々に実行することはとても重要です。そうしなければ、メッセージカタログが生成されません。''
    140 
    141  - 最新バージョンの Trac にアップグレードする:
     132   (まだ有効になっていない場合)
     133 - 開発中の最新バージョン 1.0dev をインストールします:
    142134   {{{
    143    easy_install -U Trac
     135   easy_install Trac==dev
    144136   }}}
    145 
    146  - 最新の開発中のバージョン (0.13dev) にアップグレードする:
    147    {{{
    148    easy_install -U Trac==dev
    149    }}}
    150 
    151 アップグレードの場合には、必ず TracUpgrade を読むようにして下さい。
    152 
    153 === ソースからのインストール === #Fromsource
    154 よりインストールを管理したい場合には、アーカイブにあるソースをダウンロードできます。また、本家 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracRepositories ソースコードリポジトリ] からチェックアウトすることができます。
    155 
    156 必ず事前にインストール条件を整えておいて下さい。 Genshi と Babel のソースパッケージは http://www.edgewall.org で手に入れることができ、同様の手順でインストールすることができます。また、これらのパッケージは単に easy_install でインストールすることもできます。[#Usingeasy_install 上記] 参照。
    157 
    158 Trac アーカイブの解凍またはチェックアウトを実行した後、トップレベルのディレクトリに移動し、以下を実行します:
    159 {{{
    160 $ python ./setup.py install
    161 }}}
    162 
    163 ''このステップを実行するためには root 権限 (または root 権限と同等の権限) が必要です。''
    164 
    165 この操作で Python のソースコードがバイトコンパイルされ、 .egg ファイルかディレクトリが Python インストールの `site-packages` ディレクトリにインストールされます。
    166 .egg には htdocs や templates のような、ソースファイル以外に標準インストールの Trac が必要とするすべてのリソースが含まれています。
    167 
    168 このスクリプトは [wiki:TracStandalone tracd] スタンドアロンサーバと一緒に、 [wiki:TracEnvironment プロジェクト Environment] を作成し維持するための [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドラインツールをインストールします。
    169 
    170 ソースからインストールする場合や、新しい言語で Trac を国際化するためには Babel をインストールしておく必要があります。この場合も `install` を実行するだけです (Babel がインストールされていない状態で、すでに Trac をインストールしてしまった場合でも、 `install` をやり直すことで Babel サポートを有効化できます):
    171 {{{
    172 $ python ./setup.py install
    173 }}}
    174 また、 `bdist_egg` を実行すると dist ディレクトリに作成される .egg ファイルをインストール先にコピーしたり、 (`bdist_wininst` の実行によって) Windows インストーラを作成しても構いません。
    175 
    176 === 高度なオプション === #AdvancedOptions
    177 
    178 Trac のインストール場所を変えるなどの高度なインストールオプションを知りたければ以下を実行してください:
    179 {{{
    180 easy_install --help
    181 }}}
    182 
    183 詳細な情報は [http://docs.python.org/inst/inst.html Python モジュールをインストールする] を参照してください。
    184 
    185 特にあなたは以下に興味を持つかもしれません:
    186 {{{
    187 easy_install --prefix=/path/to/installdir
    188 }}}
    189 Mac OS X に Trac をインストールする場合:
    190 {{{
    191 easy_install --prefix=/usr/local --install-dir=/Library/Python/2.5/site-packages
    192 }}}
    193 Note: Mac OS X 10.6 上で {{{ easy_install http://svn.edgewall.org/repos/trac/trunk }}} を使用する場合は、オプションを指定しなくても {{{ /usr/local }}} および {{{ /Library/Python/2.6/site-packages }}} にインストールされます。
    194 
    195 上記の例は、 `tracd` と `trac-admin` コマンドを `/usr/local/bin` に、 Trac のライブラリと依存ファイルを `/Library/Python/2.5/site-packages` にインストールします。これらのパスは Apple での Pyhton サードパーティアプリケーションの標準ロケーションです。(訳注: つまり、上記と違うパスにインストールしたい場合のみ、オプションの指定が必要になります)
     137   この場合、ローカライズに対応していないバージョンである可能性があります。
     138   リリースされているバージョンを使用するか、ソースからインストールするようにしてください
    196139
    197140=== `pip` を使用したインストール === #Usingpip
     
    199142Trac を 5 分程度でインストール、起動できます:
    200143
    201 pip によってインストールされる場所を /opt/user/trac とした場合の例です:
    202 
    203  - 
    204 {{{
    205 pip -E /opt/user/trac install trac psycopg2 
     144pip によってインストールされる場所を `/opt/user/trac` とした場合の例です:
     145
     146 -
     147{{{
     148pip -E /opt/user/trac install trac psycopg2
    206149}}}
    207150または
    208  - 
    209 {{{
    210 pip -E /opt/user/trac install trac mysql-python 
    211 }}}
    212 
    213 PostgreSQL (libpg-dev) や MySQL (libmysqlclient-dev) へのバインディングも自動でビルドできるように、 pip が OS 固有のヘッダファイルを確実に利用できるようにして下さい。
    214 
    215 また pip は (Genshi, Pygments などの) 依存関係を解決し、 pypi.python.org から最新のパッケージをダウンロードして、 /opt/user/trac の配下にインストールするところまで自動化されています。
    216 
    217 すべてのコマンド (tracd, trac-admin) は /opt/user/trac/bin の配下にインストールされます。 mod_python (!PythonHandler ディレクティブを使用する場合) や mod_wsgi (!WSGIDaemonProcess ディレクティブを使用する場合) においても活用することができます。
     151 -
     152{{{
     153pip -E /opt/user/trac install trac mysql-python
     154}}}
     155
     156PostgreSQL (libpq-dev) や MySQL (libmysqlclient-dev) へのバインディングも自動でビルドできるように、 pip が OS 固有のヘッダファイルを確実に利用できるようにして下さい。
     157
     158また pip は (Genshi, Pygments などの) 依存関係を解決し、 pypi.python.org から最新のパッケージをダウンロードして、 `/opt/user/trac` の配下にインストールするところまで自動化されています。
     159
     160すべてのコマンド (`tracd`, `trac-admin`) は `/opt/user/trac/bin` の配下にインストールされます。 `mod_python` (`PythonHandler` ディレクティブを使用する場合) や `mod_wsgi` (`WSGIDaemonProcess` ディレクティブを使用する場合) においても活用することができます。
    218161
    219162加えて、 Trac プラグインのうちのいくつか ([http://pypi.python.org/pypi?:action=search&term=trac&submit=search ここ] で一覧を見ることができます) も pip からインストールすることが可能です。
     
    221164
    222165
     166=== ソースからのインストール === #Fromsource
     167もちろん、ソースディレクトリのトップに格納されている setup.py を使用してインストールすることもできます。
     168
     169(Trac-1.0.tar.gz など)リリースパッケージの .tar.gz や .zip ファイル、または直接リポジトリからソースを取得することが出来ます(詳細は Trac:SubversionRepository を参照してください)。
     170
     171{{{
     172$ python ./setup.py install
     173}}}
     174
     175``このステップを実行するためには root 権限 (または root 権限と同等の権限) が必要です。``
     176
     177この操作で Python のソースコードがバイトコンパイルされ、 .egg ファイルかディレクトリが Python インストールの `site-packages` ディレクトリにインストールされます。
     178.egg には htdocs や templates のようなソースファイル以外に標準の Trac が必要とするすべてのリソースが含まれています。
     179
     180このスクリプトは [wiki:TracStandalone tracd] スタンドアロンサーバと一緒に、 [wiki:TracEnvironment プロジェクト Environment] を作成し維持するための [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドラインツールをインストールします。
     181
     182ソースからインストールする場合や、新しい言語で Trac を国際化するためには Babel をインストールしておく必要があります。この場合も `install` を実行するだけです (Babel がインストールされていない状態で、すでに Trac をインストールしてしまった場合でも、 `install` をやり直すことで Babel サポートを有効化できます):
     183{{{
     184$ python ./setup.py install
     185}}}
     186また、 `bdist_egg` を実行すると dist ディレクトリに作成される .egg ファイルをインストール先にコピーしたり、 (`bdist_wininst` の実行によって) Windows インストーラを作成しても構いません。
     187
     188=== 高度なオプション === #AdvancedOptions
     189
     190Trac のインストール場所を変えるなどの高度なインストールオプションを知りたければ以下を実行してください:
     191{{{
     192easy_install --help
     193}}}
     194
     195詳細な情報は [http://docs.python.org/inst/inst.html Python モジュールをインストールする] を参照してください。
     196
     197特にあなたは以下に興味を持つかもしれません:
     198{{{
     199easy_install --prefix=/path/to/installdir
     200}}}
     201Mac OS X に Trac をインストールする場合:
     202{{{
     203easy_install --prefix=/usr/local --install-dir=/Library/Python/2.5/site-packages
     204}}}
     205Note: Mac OS X 10.6 上で {{{ easy_install http://svn.edgewall.org/repos/trac/trunk }}} を使用する場合は、オプションを指定しなくても {{{ /usr/local }}} および {{{ /Library/Python/2.6/site-packages }}} にインストールされます。
     206
     207上記の例は、 `tracd` と `trac-admin` コマンドを `/usr/local/bin` に、 Trac のライブラリと依存ファイルを `/Library/Python/2.5/site-packages` にインストールします。これらのパスは Apple での Pyhton サードパーティアプリケーションの標準ロケーションです。(訳注: つまり、上記と違うパスにインストールしたい場合のみ、オプションの指定が必要になります)
     208
     209
    223210== プロジェクト Environment の作成 == #CreatingaProjectEnvironment
    224211
     
    233220
    234221データベース接続文字列のデフォルトは SQLite が使用されます。 SQLite がインストールされている場合は、他の設定は不要です。
    235 他の [http://trac.edgewall.org/wiki/DatabaseBackend データベースバックエンド] を使用する場合は、あらかじめデータベースが使用可能な状態にしておかねばなりません。
     222他の [trac:DatabaseBackend データベースバックエンド] を使用する場合は、あらかじめデータベースが使用可能な状態にしておかねばなりません。
    236223
    2372240.12 以降で Trac は、新しい Environment の作成時に [TracEnvironment#SourceCodeRepository ソースコードリポジトリ] を尋ねないようになりました。リポジトリを後で [TracRepositoryAdmin 追加する] までの間、バージョン管理のサポートは無効化されます。
     
    245232
    246233{{{#!div class=important
    247 '''警告''' アカウント名とプロジェクトパスには ASCII 文字のみを使用して下さい。 unicode 文字はサポートしていません。
    248 }}}
    249 
    250 
    251 == スタンドアロンサーバの起動 == #RunningtheStandaloneServer
     234'''Warning:''' アカウント名とプロジェクトパスには ASCII 文字のみを使用して下さい。 unicode 文字はサポートしていません。
     235}}}
     236
     237
     238== Trac の利用 == #DeployingTrac
     239
     240=== スタンドアロンサーバの起動 === #RunningtheStandaloneServer
    252241
    253242Trac 環境を作成した後に、スタンドアロンサーバ [wiki:TracStandalone tracd] を実行することで簡単に Web インタフェースを試すことができます。
     
    261250}}}
    262251
    263 == Web サーバ上での Trac の起動 == #RunningTraconaWebServer
    264 
    265 Trac に "真の" Web サーバから接続するには、いくつかの方法があります: [wiki:TracCgi CGI], [wiki:TracFastCgi FastCGI], [wiki:TracModWSGI mod_wsgi], [wiki:TracModPython mod_python] です。まともな性能を出すには FastCGI か mod_wsgi のどちらかを使用することが推奨されます。
    266 
    267 Trac では [http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnWindowsIisAjp AJP] も使用できます。これを使うと IIS とも接続することができます。
    268 
    269 ==== Trac の cgi-bin ディレクトリを生成する ==== #GeneratingtheTraccgi-bindirectory
     252=== Web サーバ上での Trac の起動 === #RunningTraconaWebServer
     253
     254Trac には "実際の" Web サーバへ接続するために、いくつかの選択肢があります:
     255 - [wiki:TracFastCgi FastCGI]
     256 - [wiki:TracModWSGI mod_wsgi]
     257 - //[wiki:TracModPython mod_python] (mod_python は現在活発なメンテナンスが行われていないため、推奨されません)//
     258 - //[wiki:TracCgi CGI] (最適なパフォーマンスに遠く及ばないため、使用すべきではありません)//
     259
     260Trac では [trac:TracOnWindowsIisAjp AJP] もサポートしており、IIS と接続したい場合に選択肢の一つとなるかもしれません。その他の選択肢もあります: [trac:TracNginxRecipe nginx], [http://projects.unbit.it/uwsgi/wiki/Example#Traconapacheinasub-uri uwsgi], [trac:TracOnWindowsIisIsapi Isapi-wsgi] 等。
     261
     262==== Trac の cgi-bin ディレクトリを生成する ==== #cgi-bin
    270263
    271264Trac を FastCGI などで正しく機能させるには、 FastCGI であれば `trac.fcgi` ファイル、 mod_wsgi であれば `trac.wsgi` ファイルが必要となります。これらのファイルは適切な Python コードをロードする Python スクリプトです。 [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドの `deploy` オプションを使用することで生成できます。
    272265
    273 若干の「卵が先か鶏が先か」問題があります。 [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドが機能するためには Environment が必要なのですが、 deploy には既に存在するディレクトリは使用できません。これに起因して、 Environment は depoly するディレクトリのサブディレクトリを使用することができません。この制限を回避するには次のようにます:
     266若干の「卵が先か鶏が先か」問題があります。 [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドが機能するためには Environment が必要なのですが、 deploy には既に存在するディレクトリは使用できません。これに起因して、 Environment は depoly するディレクトリのサブディレクトリを使用することができません。この制限を回避するには次のようにます:
    274267{{{
    275268mkdir -p /usr/share/trac/projects/my-project
     
    279272}}}
    280273
     274
     275==== 静的なリソースをマッピングする ==== #MappingStatcResources
     276
     277特に設定することなく Trac はスタイルシートや画像のような静的なリソースを扱うことができます。tracd は唯一基本的な動作環境ですが、 Web サーバがそれら静的リソースを直接供給するように設定することより、はるかに最適になります。(CGI でセットアップした場合、'''極めて望ましくない''' し、著しい性能悪化の原因となります)
     278
     279[http://httpd.apache.org/ Apache] のような Web サーバはリソースに対して "Alias" を設定することで仮想の URL を与え、サーバのファイルシステムのレイアウトとは異なる位置にマップすることができます。また、Trac自身によるこれらの要求に対する処理を避けて、直接ファイルシステム上のディレクトリへ静的リソースに対する要求をマッピングすることができます。
     280
     281静的なリソースに対する主要な URL パスとして `/chrome/common` と `/chrome/site` があります。プラグインを使用している場合、各々の静的リソースとして `/chrome/<plugin>` のようなパスが追加されていることがありますが、主要なパスに対して追加を行えるだけなので、 `/chrome` に対して `Alias` を設定しても、プラグインが提供する静的リソースに対してアクセスできる訳ではありません。(訳注: このような場合 `trac-admin` の `deploy` で作成された `htdocs` ディレクトリに対して `Alias` を使用してください)
     282
     283Note: ファイルシステムにおける静的なリソースを取得するためには、最初に [TracAdmin trac-admin] の ` <environment> deploy` コマンドを使用して、 Trac 関連のリソースを拡張する必要があります。
     284[[TracAdminHelp(deploy)]]
     285
     286ターゲットの `<directory>` は、以下のように `htdocs` ディレクトリに含まれます:
     287 - `site/` - Environment 内の `htdocs/` ディレクトリのコピーです
     288 - `common/` - Trac 自身が持つ静的なリソース
     289 - `<plugins>/` - Environment で使用可能なプラグインによって管理される個々のリソースディレクトリ
     290
     291===== 例: Apache と `ScriptAlias` ===== #ScriptAlias-example
     292
     293以下のような環境を仮定すると:
     294{{{
     295$ trac-admin /var/trac/env deploy /path/to/trac/htdocs/common
     296}}}
     297
     298Apache の設定ファイル内において `ScriptAlias` や `WSGIScriptAlias` の記述(Trac アプリケーションへの他のすべてのリクエストに対するマップの記述) ''より上に'' 以下のブロックを追記します。 パスは環境に合わせ変更してください:
     299{{{
     300Alias /trac/chrome/common /path/to/trac/htdocs/common
     301Alias /trac/chrome/site /path/to/trac/htdocs/site
     302
     303<Directory "/path/to/www/trac/htdocs">
     304  Order allow,deny
     305  Allow from all
     306</Directory>
     307}}}
     308
     309もし mod_python を使用している場合、この設定を追加した方が良いかもしれません(使用していない場合は、このエイリアスは無視されます):
     310{{{
     311<Location "/trac/chrome/common/">
     312  SetHandler None
     313</Location>
     314}}}
     315
     316Note: `trac.*cgi` スクリプトを `/trac` にマップしている場合、 `/trac/chrome/common` を加えたパスに対するリクエストは、静的リソースで処理するように割り込みを加えます。
     317
     318同様に、静的なリソースを project の `htdocs` ディレクトリで使用している場合 (テーマの中で `/trac/chrome/site` を参照しているなど)、 これらのリソースを供給するよう Apache を設定することが出来ます。(再度、.*cgi スクリプトの `ScriptAlias` や `WSGIScriptAlias` ''より上に'' 以下のブロックを記述します。インストール状況に合わせて、ファイル名やロケーションは適宜変更してください):
     319{{{
     320Alias /trac/chrome/site /path/to/projectenv/htdocs
     321
     322<Directory "/path/to/projectenv/htdocs">
     323  Order allow,deny
     324  Allow from all
     325</Directory>
     326}}}
     327
     328一方で `/trac/chrome/common` をエイリアスとするような場合、 Trac では [wiki:TracIni#trac-section| [trac] htdocs_location] を設定することで、それらリソースに対して直接リンクを生成することができます:
     329{{{
     330[trac]
     331htdocs_location = http://static.example.org/trac-common/
     332}}}
     333Note: これは 静的なリソースを供給する専用のドメインを簡単に設定します。([http://code.google.com/speed/page-speed/docs/request.html#ServeFromCookielessDomain cookie-less])
     334
     335当然、Web サーバのドキュメントルートにディレクトリをコピーする(又は、リンクする)等して、特定の URL で Web サーバに接続できるよう Trac の `htdocs/common` ディレクトリを作成する必要があります。
     336{{{
     337$ ln -s /path/to/trac/htdocs/common /var/www/static.example.org/trac-common
     338}}}
     339
     340
    281341==== プラグインキャッシュの設定 ==== #SettingupthePluginCache
    282342
     
    285345== 認証の構成 == #ConfiguringAuthentication
    286346
    287 認証のためのユーザアカウントを追加、削除、構成する方法は Trac を起動する方法により異なります。基本的な手順は TracCgi ページの [wiki:TracCgi#AddingAuthentication "認証を追加する"] セクションで説明されていますが、各フロントエンドのための認証をセットアップする方法は、以下のいずれかを参照してください:
    288 
    289  * スタンドアロンサーバ `tracd` を使用する場合は TracStandalone
    290  * CGI か FastCGI を使用する場合は TracCgi
    291  * Apache の mod_wsgi を使用する場合は [wiki:TracModWSGI]
    292  * Apache の mod_python を使用する場合は TracModPython
    293 
    294 
    295 == SVN のチェンジセットを Trac のチケットに自動リンクする方法 == #AutomaticreferencetotheSVNchangesetsinTractickets
     347Trac は HTTP 認証を使用します。`.../login` の URL ("ログイン"(英語版では "login") ボタンの仮想パス) がリクエストされた際に、認証を要求するように Web サーバを設定する必要があります。Trac は認証情報を得た後自動的に REMOTE_USER 変数を獲得します。そのため、すべてのユーザの管理は Web サーバ の設定で行います。設定方法等の詳細な情報は、利用している Web サーバのドキュメントを参照してください。
     348
     349認証のためのユーザアカウントを追加、削除、設定する方法は Trac を起動する方法により異なります。
     350
     351以下に記すセクションを適宜参照してください:
     352 * スタンドアロンサーバ `tracd` を使用する場合は TracStandalone#UsingAuthentication
     353 * Apache Web サーバ と `mod_wsgi` に代表される `mod_python` や `mod_fcgi`, `mod_fastcgi` といったフロントエンドを使用する場合は [wiki:TracModWSGI#ConfiguringAuthentication TracModWSGI#ConfiguringAuthentication]
     354 * Apache 以外の FCGI をサポートしている Web サーバ (Cherokee, Lighttpd, !LiteSpeed, nginx) を使用する場合 TracFastCgi
     355
     356== admin ユーザへの管理者権限の付与 == #Grantingadminrightstotheadminuser
     357admin ユーザに管理者権限を付与します:
     358{{{
     359$ trac-admin /path/to/myproject permission add admin TRAC_ADMIN
     360}}}
     361このユーザは Trac プロジェクトに管理者としてアクセスするため、メニュー内に "管理"(英語版では "Admin") が表示されます。
     362
     363== インストールを終えて == #Finishingtheinstall
     364
     365=== SVN のチェンジセットを Trac のチケットに自動リンクする方法 === #AutomaticreferencetotheSVNchangesetsinTractickets
    296366
    297367変更をリポジトリにコミットした時に、チェンジセットへのリンクをチケットのコメントに自動で追加するように SVN を設定することができます。コミットメッセージには以下に示すいずれかの書式が含まれていなければなりません:
    298  * '''Refs !#123''' - このチェンジセットへのリンクをチケット !#123 に追加します
    299  * '''Fixes !#123''' - このチェンジセットへのリンクをチケット !#123 に追加し、チケットを ''fixed'' でクローズします。
     368 * '''`Refs #123`''' - このチェンジセットへのリンクをチケット `#123` に追加します
     369 * '''`Fixes #123`''' - このチェンジセットへのリンクをチケット `#123` に追加し、チケットを ''fixed'' でクローズします
    300370
    301371この機能を使用するためには post-commit フックを [wiki:TracRepositoryAdmin#ExplicitSync TracRepositoryAdmin] に記載したリポジトリにインストールし、  commit updater コンポーネントを有効にせねばなりません。コンポーネントの有効化は、 [wiki:TracIni#components-section trac.ini] ファイルの `[components]` セクションに下記記述を追加するか、 "プラグイン" (英語版では "Plugins") 管理パネルから設定します。
     
    305375詳細な情報は "プラグイン" 管理パネルの `CommitTicketUpdater` コンポーネントにあるドキュメントを参照してください。
    306376
    307 == Tracを使用する == #UsingTrac
     377=== Trac を使用する === #UsingTrac
    308378
    309379一度 Trac サイトを稼働させれば、チケットを作成したり、タイムラインを見たり、 (設定されていれば) バージョン管理のリポジトリを閲覧したりできるはずです。
    310380
    311 anonymous (ログインしていない) でアクセスするユーザは、デフォルトでほとんどの機能を使用することができますが、すべての機能を使用できるわけではないことに留意してください。すべての機能を使用するためには認証を構成して、認証されたユーザに対し [wiki:TracPermissions アクセス許可] を与える必要があるでしょう
     381//anonymous// (ログインしていない) でアクセスするユーザは、デフォルトではほとんど機能を使用することができません。特に、リソースに対して読み取りのみのアクセスになります。すべての機能を使用できるわけではないことに留意してください。すべての機能を使用するためには認証を構成して、認証されたユーザに対し [wiki:TracPermissions アクセス許可] を与える必要があります
    312382
    313383'' Enjoy! ''
    314384
    315 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracTeam The Trac Team]
     385[trac:TracTeam The Trac Team]
    316386
    317387----
    318 See also: [trac:TracInstallPlatforms TracInstallPlatforms], TracGuide, TracCgi, TracFastCgi, TracModPython, [wiki:TracModWSGI], TracUpgrade, TracPermissions
     388See also: [trac:TracInstallPlatforms TracInstallPlatforms], TracGuide, TracUpgrade, TracPermissions