32 | | == 特殊なセクションのリファレンス == #Referenceforspecialsections |
33 | | [[PageOutline(3,,inline)]] |
34 | | |
35 | | === [components] === #components-section |
36 | | このセクションは Trac 本体も含めて、プラグインによって提供されるコンポーネントの有効/無効を設定するために使います。有効/無効を設定するコンポーネントは、オプションの名前 (`name`) を使って特定します。コンポーネントが有効かどうかはオプションの値 (`value`) によって決定されます; コンポーネントを有効にするには、値を `enabled` または `on` に設定します。他の値 (一般的には `disabled` または `off`) の場合、コンポーネントは無効になります。 |
37 | | |
38 | | オプションの名前はコンポーネントの完全修飾名、もしくは、コンポーネントのモジュール/パッケージ プレフィックスとなっています。前者は 特定のコンポーネントの有効/無効を設定し、後者は特定のパッケージ/モジュール内のコンポーネントの有効/無効を設定します。 |
39 | | |
40 | | 以下の設定ファイルの抜粋を見てください: |
41 | | {{{ |
42 | | [components] |
43 | | trac.ticket.report.ReportModule = disabled |
44 | | webadmin.* = enabled |
45 | | }}} |
46 | | |
47 | | 最初のオプションは [wiki:TracReports レポートモジュール] を使用しないように Trac を設定しています。二つ目のオプションは `webadmin` パッケージのすべてのコンポーネントを使用できるように設定しています。末尾のワイルドカードはモジュール/パッケージのマッチを行う場合、必須です。 |
48 | | |
49 | | アクティブなコンポーネントの一覧を取得するには、 ''Trac について'' (訳注: 英語版では ''About Trac'') の ''Plugins'' ページを参照してください。 (`CONFIG_VIEW` [wiki:TracPermissions パーミッション] が必要となります。) |
50 | | |
51 | | See also: TracPlugins |
52 | | |
53 | | === [milestone-groups] === #milestone-groups-section |
54 | | ''(0.11 以降)'' |
55 | | |
56 | | 今やチケットのワークフローは変更可能です。チケットステータスを数多く持つことができます。 |
57 | | 単に解決した (closed) チケットと、その他のチケットを対比して表示することが、すべてのケースで |
58 | | 適切とは言えなくなりました。このセクションでは、簡単にステータスの ''グループ'' を作成ができます。 |
59 | | グループはマイルストーンのプログレスバーで異なった色で表示させることができます。 |
60 | | |
61 | | 設定の例 (closed と active しか持たない場合): |
62 | | {{{ |
63 | | closed = closed |
64 | | # sequence number in the progress bar |
65 | | closed.order = 0 |
66 | | # optional extra param for the query (two additional columns: created and modified and sort on created) |
67 | | closed.query_args = group=resolution,order=time,col=id,col=summary,col=owner,col=type,col=priority,col=component,col=severity,col=time,col=changetime |
68 | | # indicates groups that count for overall completion percentage |
69 | | closed.overall_completion = true |
70 | | |
71 | | new = new |
72 | | new.order = 1 |
73 | | new.css_class = new |
74 | | new.label = new |
75 | | |
76 | | # one catch-all group is allowed |
77 | | active = * |
78 | | active.order = 2 |
79 | | # CSS class for this interval |
80 | | active.css_class = open |
81 | | # Displayed label for this group |
82 | | active.label = in progress |
83 | | }}} |
84 | | |
85 | | グループの定義は、含めるステータスをカンマ区切りのリストにして構成します。 |
86 | | また、 '*' はあらゆるステータスを意味し、残りのすべてのステータスをキャッチオールグループに |
87 | | 関連付けます。 |
88 | | |
89 | | CSS クラスは次のいずれかを設定します: new (黄色), open (無色), closed (緑色)。 |
90 | | 新しくスタイルを追加するには、以下のセレクタを使用します: |
91 | | `table.progress td.<class>` |
92 | | |
93 | | === [repositories] === #repositories-section |
94 | | |
95 | | (''0.12 以降'' のマルチリポジトリ) |
96 | | |
97 | | trac.ini の `[repositories]` セクションに設定できることは、新しいリポジトリを登録すること以外にもあります。 |
98 | | |
99 | | 使い勝手を増すエイリアスや、一時的なリポジトリ、インストール時の初期状態などを設定することができます。 |
100 | | |
101 | | このセクションとその他諸々の書き方についての詳細は [TracRepositoryAdmin#Intrac.ini TracRepositoryAdmin] を参照してください。 |
102 | | |
103 | | === [svn:externals] === #svn:externals-section |
104 | | ''(0.11 以降)'' |
105 | | |
106 | | Subversion 向けの TracBrowser は、フォルダの `svn:externals` 属性を解釈できます。 |
107 | | デフォルトでは URL をリンクとして処理できるだけであり、 Trac 自身はリモートとなるリポジトリをブラウズすることはできません。 |
108 | | |
109 | | しかしながら、別の Trac インスタンス (または [http://www.viewvc.org/ ViewVC] のような別のリポジトリブラウザ) がリンク先のリポジトリにをブラウズできるように設定されていれば、別のリポジトリブラウザを指す外部の URL を Trac に設定しておくことができます。 |
110 | | |
111 | | このマッピングは TracIni の `[svn:externals]` セクションで設定します。 |
112 | | |
113 | | 例: |
114 | | {{{ |
115 | | [svn:externals] |
116 | | 1 = svn://server/repos1 http://trac/proj1/browser/$path?rev=$rev |
117 | | 2 = svn://server/repos2 http://trac/proj2/browser/$path?rev=$rev |
118 | | 3 = http://theirserver.org/svn/eng-soft http://ourserver/viewvc/svn/$path/?pathrev=25914 |
119 | | 4 = svn://anotherserver.com/tools_repository http://ourserver/tracs/tools/browser/$path?rev=$rev |
120 | | }}} |
121 | | 上記では、 `svn://anotherserver.com/tools_repository/tags/1.1/tools` という external は `http://ourserver/tracs/tools/browser/tags/1.1/tools?rev=` にマップされます (`rev` は external にリビジョンが指定された場合、適切なリビジョン番号に設定されます。詳細は [http://svnbook.red-bean.com/en/1.4/svn.advanced.externals.html SVN Book の externals] を参照してください)。 |
122 | | |
123 | | Note: 番号はセクション内でのキー項目としてだけ使用されます。 URL 自身はキー項目として扱うことが出来ないという、設定ファイルのパーサの制限事項を回避するためです。 |
124 | | |
125 | | 最後に [http://subversion.tigris.org/svn_1.5_releasenotes.html#externals Subversion 1.5] で導入された相対 URL は、現在のところサポートしていません。 |
126 | | |
127 | | === [ticket-custom] === #ticket-custom-section |
128 | | |
129 | | このセクションでは、チケットに追加フィールドを定義することができます。詳しくは TracTicketsCustomFields を参照してください。 |
130 | | |
131 | | === [ticket-workflow] === #ticket-workflow-section |
132 | | ''(0.11 以降)'' |
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134 | | チケットのワークフローはプラグインで制御します。 |
135 | | デフォルトでは `ConfigurableTicketWorkflow` コンポーネントが制御を行います。 |
136 | | このコンポーネントでは、 trac.ini ファイルのこのセクションでワークフローを設定することが可能です。 |
137 | | 詳細は TracWorkflow を参照してください。 |
138 | | |