22 | | == [trac] == |
23 | | || `base_url` || Trac をデプロイするためのベースの URL を設定します。 ほとんどの設定において、 Trac に自動的にアクセスできるように、 URL を再構築します。しかし、より複雑な設定をしている場合、通常は HTTP プロキシの背後で Trac を動かしているようなときですが、 このオプションを設定し、 Trac が正しい URL を使用できるようにする必要があるかもしれません。 || |
24 | | || `database` || このプロジェクトの [wiki:TracEnvironment#データベースに接続するための文字列 データベースに接続するための文字列] を設定します || |
25 | | || `default_charset` || Subversion のリポジトリで使用するテキストファイルの文字コードを設定します (デフォルトは `iso-8859-15`) || |
26 | | || `default_handler` || ベース URL への要求を処理するコンポーネントの名前を設定します (デフォルトは `WikiModule`) 。その他のオプションは、 `TimelineModule`, `RoadmapModule`, `BrowserModule`, `ReportModule`, `NewticketModule` があります。 (''0.9 以降'') || |
27 | | || `repository_dir` || ローカルリポジトリへのパスを設定します || |
28 | | || `authz_file` || Subversion の [http://svnbook.red-bean.com/en/1.1/ch06s04.html#svn-ch-6-sect-4.4.2 認証 (authz) ファイル]へのパスを設定します || |
29 | | || `authz_module_name` || `authz_file` で使用されるモジュールのプレフィックスを設定します ([http://projects.edgewall.com/trac/wiki/FineGrainedPermissions FineGrainedPermissions] 参照) || |
30 | | || `check_auth_ip` || 認証時にユーザの IP アドレスをチェックするかどうかを設定します (true, false) (''0.9 以降'') || |
31 | | || `ignore_auth_case` || ログイン名で大文字 / 小文字を区別するかどうかを設定します (true, false) (''0.9 以降'') || |
32 | | || `templates_dir` || !ClearSilver テンプレートへのパスを設定します || |
33 | | || `htdocs_location` || 静的リソースへのパスを設定します (デフォルトは `/trac`) || |
34 | | || `permissions_store` || || |
35 | | || `metanav` || メタナビゲーションバーに表示されるセクションの順を設定します。 [wiki:TracPermissions Trac のパーミッション機構] で、このリストにセクションが追加されたり削除されたりします。 || |
36 | | || `mainnav` || メインナビゲーションバーに表示されるセクションの順を設定します。 || |
| 26 | == リファレンス == #Referenceforsettings |
66 | | == [notification] == |
67 | | || `smtp_enabled` || メール通知を有効にするかどうかを設定します (true, false) || |
68 | | || `smtp_server` || メール通知で使用する SMTP サーバのホスト名を設定します (デフォルト: `localhost`) || |
69 | | || `smtp_port` || メール通知で使用する SMTP サーバのポート番号を設定します (デフォルト: `25`) || |
70 | | || `smtp_user` || SMTP サーバの認証ユーザ名を設定します (''0.9 以降'') || |
71 | | || `smtp_password` || SMTP サーバの認証パスワードを設定します (''0.9 以降'') || |
72 | | || `smtp_from` || 通知メールに使用する送信者アドレスを設定します || |
73 | | || `smtp_replyto` || 通知メールに使用する返信アドレスを設定します || |
74 | | || `smtp_default_domain` || ドメイン名がついていないメールアドレスに特定のドメイン名を追加します (''0.10 以降'') || |
75 | | || `smtp_always_cc` || 常に CC にいれるメールアドレスを設定します || |
76 | | || `smtp_always_bcc` || 常に通知メールを送信するが、他の受信者にメールアドレスが見えないようにしておくメールアドレス (BCC:) を設定します (''0.10 以降'') || |
77 | | || `use_public_cc` || 通知メールの受信者が、 CC された他の受信者のメールアドレスを見ることができるかを設定します (''0.10 以降'') || |
78 | | || `use_short_addr` || SMTP サーバにユーザ名 / ログイン名を送信するかどうか (''0.10 以降'') || |
79 | | || `always_notify_reporter` || ''報告者'' フィールドにあるアドレスに常に通知メールを送信するかを設定します || |
80 | | || `always_notify_owner` || チケットの担当者に常に通知メールを送信するかを設定します (''0.9 以降'') || |
81 | | || `always_notify_updater` || チケットの更新者が自らの更新した部分についての通知を受け取るかどうかを設定します (''0.10 以降'') || |
82 | | || `mime_encoding` || メールの MIME エンコーディングの方法を設定します (''0.10 以降'') || |
83 | | |
84 | | See also: TracNotification |
85 | | |
86 | | == [mimeviewer] == |
87 | | || `enscript_path` || Enscript プログラムへのパスを設定します || |
88 | | || `php_path` || PHP プログラムへのパスを設定します || |
89 | | || `max_preview_size` || HTML プレビューでのファイルの最大サイズを設定します (''0.9 以降'') || |
90 | | || `tab_width` || ファイルをプレビューするときのタブの表示幅を設定します (''0.9 以降'') || |
91 | | |
92 | | == [ticket] == |
93 | | || `default_version` || 新規登録チケットにデフォルトで設定するバージョン || |
94 | | || `default_severity` || 新規登録チケットにデフォルトで設定する重要度 || |
95 | | || `default_priority` || 新規登録チケットにデフォルトで設定する優先度 || |
96 | | || `default_milestone` || 新規登録チケットにデフォルトで設定するマイルストーン || |
97 | | || `default_component` || 新規登録チケットにデフォルトで設定するコンポーネント || |
98 | | || `default_type` || 新規登録チケットにデフォルトで設定するバージョン || |
99 | | || `restrict_owner` || チケットの担当者のフィールドでドロップダウンメニューを使用するかを設定します。 [wiki:TracTickets#担当者をドロップダウンリストにする TracTickets の担当者をドロップダウンリストにする] を参照して下さい (''0.9 以降'') || |
100 | | |
101 | | == [ticket-custom] == |
102 | | [wiki:TracTicketsCustomFields ユーザ定義のチケット属性] を作成する。 |
103 | | |
104 | | == [timeline] == |
105 | | || `default_daysback` || タイムラインに表示する日数にデフォルト値を設定します (''0.9 以降'') || |
106 | | || `changeset_show_files` || タイムラインに表示するファイル数を設定します (`-1`: 無制限, `0`: 表示しない) || |
107 | | || `ticket_show_details` || タイムラインにすべてのチケットの変更を表示するかを設定します (''0.9 以降'') || |
108 | | |
109 | | == [browser] == |
110 | | || `hide_properties` || Subversion の属性値のリストをリポジトリブラウザで表示しないようにします (''0.9 以降'') || |
111 | | |
112 | | == [wiki] == |
113 | | || `ignore_missing_pages` || 存在しないページへの CamelCase リンクをハイライトするかどうかを設定します (''0.9 以降'') || |
114 | | |
115 | | == [components] == |
116 | | (''0.9 以降'') |
117 | | |
118 | | このセクションは Trac 本体も含めて、プラグインによって提供されるコンポーネントの使用不使用を設定するために使います。使用できる / できないコンポーネントはオプションの名前を通じて特定されます。コンポーネントが使用できるかどうかはオプションの値によって決定されます; コンポーネントを使用できるようにするために、値を `enabled` または `on` に設定してください。他の値 (一般的には `disabled` または `off`) の場合、コンポーネントは使用できません。 |
119 | | |
120 | | オプションの名前はコンポーネントの完全な名前、もしくは、コンポーネントの中のモジュール / パッケージのプレフィックスとなっています。前者は 特定のコンポーネントの使用 / 不使用 を設定し、後者は特定のパッケージ / モジュールの中のコンポーネントの使用 / 不使用を設定します。 |
| 38 | オプションの名前はコンポーネントの完全修飾名、もしくは、コンポーネントのモジュール/パッケージ プレフィックスとなっています。前者は 特定のコンポーネントの有効/無効を設定し、後者は特定のパッケージ/モジュール内のコンポーネントの有効/無効を設定します。 |
136 | | || `max_diff_bytes` || チェンジセットで表示する古いファイル ''と'' 新しいファイルの diff の合計サイズ。 [[br]] サイズが大きいファイルの 正確な diff をリクエストした場合、 (例: ''最終更新'' リンクを使用した場合) サイズの制限は考慮 ''されず'' 、 diff が常に出力されることに注意して下さい。|| |
| 56 | 今やチケットのワークフローは変更可能です。チケットステータスを数多く持つことができます。 |
| 57 | 単に解決した (closed) チケットと、その他のチケットを対比して表示することが、すべてのケースで |
| 58 | 適切とは言えなくなりました。このセクションでは、簡単にステータスの ''グループ'' を作成ができます。 |
| 59 | グループはマイルストーンのプログレスバーで異なった色で表示させることができます。 |
| 60 | |
| 61 | 設定の例 (closed と active しか持たない場合): |
| 62 | {{{ |
| 63 | closed = closed |
| 64 | # sequence number in the progress bar |
| 65 | closed.order = 0 |
| 66 | # optional extra param for the query (two additional columns: created and modified and sort on created) |
| 67 | closed.query_args = group=resolution,order=time,col=id,col=summary,col=owner,col=type,col=priority,col=component,col=severity,col=time,col=changetime |
| 68 | # indicates groups that count for overall completion percentage |
| 69 | closed.overall_completion = true |
| 70 | |
| 71 | new = new |
| 72 | new.order = 1 |
| 73 | new.css_class = new |
| 74 | new.label = new |
| 75 | |
| 76 | # one catch-all group is allowed |
| 77 | active = * |
| 78 | active.order = 2 |
| 79 | # CSS class for this interval |
| 80 | active.css_class = open |
| 81 | # Displayed label for this group |
| 82 | active.label = in progress |
| 83 | }}} |
| 84 | |
| 85 | グループの定義は、含めるステータスをカンマ区切りのリストにして構成します。 |
| 86 | また、 '*' はあらゆるステータスを意味し、残りのすべてのステータスをキャッチオールグループに |
| 87 | 関連付けます。 |
| 88 | |
| 89 | CSS クラスは次のいずれかを設定します: new (黄色), open (無色), closed (緑色)。 |
| 90 | 新しくスタイルを追加するには、以下のセレクタを使用します: |
| 91 | `table.progress td.<class>` |
| 92 | |
| 93 | === [repositories] === #repositories-section |
| 94 | |
| 95 | (''0.12 以降'' のマルチリポジトリ) |
| 96 | |
| 97 | trac.ini の `[repositories]` セクションに設定できることは、新しいリポジトリを登録すること以外にもあります。 |
| 98 | |
| 99 | 使い勝手を増すエイリアスや、一時的なリポジトリ、インストール時の初期状態などを設定することができます。 |
| 100 | |
| 101 | このセクションとその他諸々の書き方についての詳細は [TracRepositoryAdmin#Intrac.ini TracRepositoryAdmin] を参照してください。 |
| 102 | |
| 103 | === [svn:externals] === #svn:externals-section |
| 104 | ''(0.11 以降)'' |
| 105 | |
| 106 | Subversion 向けの TracBrowser は、フォルダの `svn:externals` 属性を解釈できます。 |
| 107 | デフォルトでは URL をリンクとして処理できるだけであり、 Trac 自身はリモートとなるリポジトリをブラウズすることはできません。 |
| 108 | |
| 109 | しかしながら、別の Trac インスタンス (または [http://www.viewvc.org/ ViewVC] のような別のリポジトリブラウザ) がリンク先のリポジトリにをブラウズできるように設定されていれば、別のリポジトリブラウザを指す外部の URL を Trac に設定しておくことができます。 |
| 110 | |
| 111 | このマッピングは TracIni の `[svn:externals]` セクションで設定します。 |
| 112 | |
| 113 | 例: |
| 114 | {{{ |
| 115 | [svn:externals] |
| 116 | 1 = svn://server/repos1 http://trac/proj1/browser/$path?rev=$rev |
| 117 | 2 = svn://server/repos2 http://trac/proj2/browser/$path?rev=$rev |
| 118 | 3 = http://theirserver.org/svn/eng-soft http://ourserver/viewvc/svn/$path/?pathrev=25914 |
| 119 | 4 = svn://anotherserver.com/tools_repository http://ourserver/tracs/tools/browser/$path?rev=$rev |
| 120 | }}} |
| 121 | 上記では、 `svn://anotherserver.com/tools_repository/tags/1.1/tools` という external は `http://ourserver/tracs/tools/browser/tags/1.1/tools?rev=` にマップされます (`rev` は external にリビジョンが指定された場合、適切なリビジョン番号に設定されます。詳細は [http://svnbook.red-bean.com/en/1.4/svn.advanced.externals.html SVN Book の externals] を参照してください)。 |
| 122 | |
| 123 | Note: 番号はセクション内でのキー項目としてだけ使用されます。 URL 自身はキー項目として扱うことが出来ないという、設定ファイルのパーサの制限事項を回避するためです。 |
| 124 | |
| 125 | 最後に [http://subversion.tigris.org/svn_1.5_releasenotes.html#externals Subversion 1.5] で導入された相対 URL は、現在のところサポートしていません。 |
| 126 | |
| 127 | === [ticket-custom] === #ticket-custom-section |
| 128 | |
| 129 | このセクションでは、チケットに追加フィールドを定義することができます。詳しくは TracTicketsCustomFields を参照してください。 |
| 130 | |
| 131 | === [ticket-workflow] === #ticket-workflow-section |
| 132 | ''(0.11 以降)'' |
| 133 | |
| 134 | チケットのワークフローはプラグインで制御します。 |
| 135 | デフォルトでは `ConfigurableTicketWorkflow` コンポーネントが制御を行います。 |
| 136 | このコンポーネントでは、 trac.ini ファイルのこのセクションでワークフローを設定することが可能です。 |
| 137 | 詳細は TracWorkflow を参照してください。 |