Changes between Initial Version and Version 1 of InterTrac


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Timestamp:
Dec 16, 2006, 2:52:43 AM (18 years ago)
Author:
trac
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  • InterTrac

    v1 v1  
     1= InterTrac リンク =
     2
     3バージョン 0.10 以降で、 Trac は Wiki マークアップの中から、他の Trac サーバのリソースを簡単に参照できるようになりました。
     4
     5== 定義 ==
     6
     7InterTrac リンクはスコープ付きの TracLinks とみなすことができます。
     8他の Trac Environment で管理されている Trac のリソース
     9(Wiki ページ, チェンジセット, チケット, ...) を指定し、
     10参照するために使用します。
     11
     12== 現在使用できる InterTrac プレフィックスのリスト ==
     13
     14[[InterTrac]]
     15
     16== リンクのシンタックス ==
     17
     18他の Trac Environment の名前をプレフィックスとして使用し、
     19コロンに続けて他の Environment にあるリソースを記述します。
     20
     21{{{
     22<対象の Environment>:<TracLinks>
     23}}}
     24
     25リソースは通常の TracLinks で使用できるどのようなものでも指定できます。
     26
     27対象の Environment には、 Environment の本当の名前か、
     28エイリアスを指定します。
     29エイリアスは `trac.ini` に定義します (下記参照)。
     30プレフィックスでは大文字 / 小文字は区別されません。
     31
     32簡易な方法として、他にも省略形があります。
     33チケット、チェンジセット、レポートの識別子に直接プレフィックスとして、
     34エイリアスを使うことができます。
     35(例 `#T234`, `[T1508]`, `[trac 1508]`, ...)
     36
     37== 例 ==
     38
     39{{{
     40#!comment
     41 同じサーバプロセス上で起動している、他の Environment
     42 (''兄弟'' Environment と呼びます) は自動検出されます。
     43現在、兄弟 Environment のサポートは無効化されています。
     44See http://thread.gmane.org/gmane.comp.version-control.subversion.trac.devel/157
     45}}}
     46
     47InterTrac を使用するためには、設定をする必要があります。
     48この設定は、 TracIni ファイルの `[intertrac]` セクションに行います。
     49
     50設定の例:
     51{{{
     52...
     53[intertrac]
     54# -- エイリアスの設定例:
     55t = trac
     56
     57# -- 外部の Trac へのリンク:
     58trac.title = Edgewall's Trac for Trac
     59trac.url = http://projects.edgewall.com/trac
     60trac.compat = false
     61}}}
     62
     63`.url` は必須オプションで、他の Trac の場所を指定するのに使用されます。
     64同じサーバ上の Trac Environment であれば、相対 URL でも
     65かまいません。
     66
     67`.title` に設定した内容は InterTrac リンクをマウスオーバしたときに、
     68ツールティップとして表示されます。
     69
     70最後に、 `.compat` オプションは ''互換性'' モードを
     71有効にするか、無効にするかに使用されます。:
     72 * リンク対象の Trac が [http://trac.edgewall.org/milestone/0.10 milestone:0.10]
     73   (正確には [http://trac.edgewall.org/changeset/3526 r3526]) 以前のバージョンで動作している場合、 InterTrac リンクを
     74   ディスパッチできないので、ローカルの Trac が適切なリンクを準備する必要があります。
     75   すべてのリンクが動作するわけではないですが、たいていの場合は動きます。
     76   これは、互換性モードと呼ばれていて、 `true` がデフォルトです。
     77 * リモートサイトにある Trac が InterTrac リンクをディスパッチできると分かっているならば、
     78   明示的にこの互換性モードを無効にすることで、''全ての''
     79   TracLinks が InterTrac リンクとして動作するようになります。
     80
     81上記の例を設定すると、以下のようなリンクを使用することができます:
     82 * この (訳注: 本家サイトの) InterTrac ページ:
     83   * `trac:wiki:InterTrac` trac:wiki:InterTrac
     84   * `t:wiki:InterTrac` t:wiki:InterTrac
     85   * キーでは大文字/小文字は区別されません: `T:wiki:InterTrac` T:wiki:InterTrac
     86 * チケット #234 へのリンク:
     87   * `trac:ticket:234` trac:ticket:234
     88   * `trac:#234` trac:#234
     89   * `#T234` #T234
     90 * チェンジセット [1912] へのリンク:
     91   * `trac:changeset:1912` trac:changeset:1912
     92   * `[T1912]` [T1912]
     93 * リビジョンログの範囲指定 [3300:3330]: '''(Note: `trac.compat=false` を設定する必要があります。)'''
     94   * `trac:log:@3300:3330` trac:log:@3300:3330 
     95   * `[trac 3300:3330]` [trac 3300:3330]
     96
     97通常の形式 `<InterTrac のプレフィックス>:モジュール:識別子` は
     98正しい URL `<リンク先の Environment>/モジュール/識別子` と解釈されます。省略形のリンクは
     99モジュールごとに固有となっています (例 !#T234 は
     100チケットモジュールによって解釈されます)。残りの形 (`<InterTrac のプレフィックス>:任意の文字列`)
     101については、 リモートの Trac の TracSearch#クイックジャンプ に沿った動作をします。
     102
     103----
     104=== Discussion ===
     105
     106I think that the `trac` prefix could even be set as a default in the `[intertrac]` TracIni section. --CB
     107
     108----
     109See also: TracLinks, InterWiki