最近のお気に入りはstd::quick_exitです。

歌舞伎座.tech 番外編「C++11/14コア言語」出版記念に行ってきました。見るだけの参加者の枠が当時いっぱいだったので、LT発表枠で申し込み、発表してきました。

このスライドはCreative Commons — 表示 – 継承 4.0 国際 — CC BY-SA 4.0です。ダウンロードはこちらです。

上記発表では取り上げませんでしたが、標準ライブラリもいろいろ充実されてきています。<string>などのユーザー定義リテラルやshared_timed_mutex, integer_sequence, void_tなどが増えました。もちろん冒頭に書いたquick_exitも今回追加されました。

いつものことですが、Visual C++ 2015は以前のバージョンと比べたら確実に良くなっています(ClangやGCCと比べた場合については、微妙なところです)。

今回追加されたものは、MSDNライブラリにも書かれています。ただし、一部記述が古いままのようで、Visual C++ Team Blogのほうと内容に差があります。

私の感想としては、constexprが入ってやっとC++11がほぼ完全に使えるようになり、喜ばしい限り、どんどん使っていきたいところです(と思っていたけど、未実装のExpression SFINAEが早速欲しくなって撃沈)。

スポンサード リンク

この記事のカテゴリ

  • ⇒ Visual C++ 2015の紹介(C++11/14的に)