Windows 8.1はカラーフォント対応が入ったようです。これにより、iPhone/iPadならびにOS Xに続く絵文字のカラー化が実現されました。
今のところ私が把握している限り、アプリケーションソフトウェアからカラー表示を使用する方法は2つあります。
- Windowsストアアプリにおけるテキスト関係のコントロール (TextBlock/TextBox/RichEditBox)
- Direct2D/DirectWrite
まず1つ目、テキスト関係のコントロールにおける表示です。TextBlock/TextBox/RichEditBoxには、それぞれIsColorFontEnabledプロパティが追加されています。実際、上記のスクリーンショットはTextBoxを貼り付けただけです。
<TextBox Name="Test" IsColorFontEnabled="True" FontSize="24" Width="900" AcceptsReturn="True" /> |
- TextBlock.IsColorFontEnabled property (Preliminary)
- TextBox.IsColorFontEnabled property (Preliminary)
- RichEditBox.IsColorFontEnabled property (Preliminary)
2つ目、Direct2D/DirectWriteはまだ試していませんが、What’s new in DirectWrite for Windows 8.1 Preview (Windows)によれば、そのためのインタフェース・メンバ関数や定数などが追加されているようです。追記: 試しました: カラー絵文字(Direct2D編)
なお、カラー表示対応は全体に及んでいないようで、メモ帳・ワードパッドやInternet Explorer(デスクトップ・モダンUIとも)などでは、従来通りの非カラーな表示のままでした。これがWindows 8.1 プレビューだけのことかRTMでもそのままかは不明です。
というわけで、Windows 8.1のカラーフォント対応による絵文字表示の話でした。
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