前回の続きです。あの後、Windows API Code Pack (.NET Frameworkアプリ用の新APIのラッパー集)にもこれ関連のものがあることに気づき、ソースを読んでみましたが、やはりダミーのウィンドウを作っているようでした。

ところで、なんでこれを取り上げたかというと、Project EditorがMDIアプリケーションなので対応させたかったからです。その結果、こうなりました。

ビフォー
タスクバーのabdev.exe(対応コードを組み込む前のもの)のアイコンをポイントした様子。ウィンドウ全体が1項目としてサムネイル表示されている
アフター
タスクバーのabdev.exe(対応コードを組み込んだ後のもの)のアイコンをポイントした様子。abdev.exe内で開いている3つのウィンドウがそれぞれサムネイル表示されている

Windows 7のタスクバーのアイコンをポイントすると、こういう風にプレビューが表示されます。これ自体はVistaからありましたが、アフターのようなことができるようになったのは7からです。

前回は文章ばかりだったので、今回はあっさりとさせました。プログラムの解説は次回以降に持ち越しということで。

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