下記リンクにあるように、Visual C++ 2008で9xを切り捨てにかかってきました。これも時代の流れなのでしょう。
- Visual C++ 2008 (含Express Edition) は Windows 9x 用のアプリケーション開発をサポートしない – NyaRuRuの日記
- Visual C++ Breaking Changes – MSDN Library(互換性に影響する変更点)
予定では、今日という日付に、日本語版Visual Studio 2008 Express Editionが出ることになっています(参照:プレスリリース)。何時頃になるでしょうか。
その前に、Windows 9xでVC++ 2008製のプログラムを動かすとどうなるか試してみました。コンパイル・リンクには一足先に出た英語版VC++ 2008 Expressを使っています。実行はWindows 98 SEです。manifest非対応OSなので、予めEXEと同じフォルダにランタイムDLLをコピーしました。
その結果がこれです:「ファイルには新しいバージョンのWindowsが必要です。Windowsをアップグレードしてください。」
kernel32.dllから何かエントリが見付からないなどのエラーメッセージを想像していたのですが、これは見事な拒絶です。なんとかして動かせないかと調べる気力も消えますね、できないと困るわけでもないので。もう9x相手にするならVC++ 2005(あるいはAB)を使いましょうというのが自分の結論です。
ソースコードを載せるのが遅れました。ただのHello, worldです。
#include "stdafx.h" //中で<iostream>をインクルードしている int main() { std::cout << "hello, world" << std::endl; } |
ちなみに、Windows 98/Meには、.NET Framework 2.0が入れられます。Visual Studio 2008では、実行環境の.NET Frameworkを2.0, 3.0, 3.5の中から選べます。ということは、意外や意外、マネージアプリケーションなら動くはずなのです。今はこのWindows 98に.NET Frameworkなんて入れていないので、次回への課題とします。
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