オープンソースのプログラムを自分でビルドしようとして、ソースコードをダウンロードすると、Windowsだけを対象にしたソフトウェアでない限り、まず間違いなくconfigure類が付属しており、Windows用にビルドするにはCygwinの手を借りることになります。
ところが、稀にVisual C++ 6のワークスペース・プロジェクトファイルが付いてきていることがあります。これはしめたもので、早速Visual C++ 2005 (EE)で開き、プロジェクトをVC++ 2005用へ変換しようとします。ところが、大抵の場合、「プロジェクトファイルが破損しているためプロジェクトを読み込めません」というエラーメッセージが表示されて、変換できません。
といっても、理由は簡単なことで、変換できない理由は、プロジェクトファイルの改行にUnix系のLFを使ってるためです。これをDOS/WindowsのCR-LFに変換すればVisual C++ 2005で開けるようになります。なおVisual C++ 6は手元にありませんが、そちらではLFのみの改行のプロジェクトファイルでも開けるのでしょうか気になります。
今回は、文字コードほど頻繁に遭遇する機会はありませんが改行コードの違いでも問題が起こることがあるという話でした。
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