前回はWikipediaのことばかりで、肝心なことを書いていませんでした。そもそもマルチパラダイムプログラミング言語とは何かということです。
ようするに複数のプログラミングパラダイムを使うことを念頭において作られた言語が、マルチパラダイムプログラミング言語です。パラダイムとは物の見方、捉え方、考え方といったところでしょうか。ActiveBasicでは次のようなプログラミングパラダイムに対応しています。
- N88-BASIC由来の非構造化プログラミング(Gotoの多用)
- AB2から3にかけての構造化プログラミング(Gotoよりも関数・ループへ)
- AB4からのオブジェクト指向プログラミング(クラスを基にしたプログラミング)
また、全てを通してABは手続き型プログラミング言語でもあります。なお、AB3でオブジェクト指向プログラミングができないというわけではありません。ただクラスなど言語仕様としてオブジェクト指向を行うことを想定しているのがAB4からということです。
そしてAB5では、オブジェクト指向プログラミングの面を強化しようというわけなのです。標準ライブラリには、多数のクラスが導入される見通しです。現状の開発Wikiではそう見えないですけど、裏ではちゃくちゃくと進んでいる(はず)です。
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- AB ⇒ 第一回開発者ミーティング – (2) ActiveBasicはマルチパラダイムプログラミング言語