インタフェース

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2007年8月6日 (月) 02:45時点におけるEgtra (トーク | 投稿記録)による版 (+Category:言語仕様)
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インタフェースとは、クラスが提供するメソッドをあらかじめ定義した関数リストのことを言います。ABのインタフェースは多重継承ができる点を除けば、抽象クラスと同等の意味を持ちます。

インタフェースはそれ単体ではインスタンス化することはできません。インスタンス化するには、派生先のクラスですべてのメソッドを実装する必要があります。

インターフェイスの定義

Interface Name
    [Inherits BaseInterface]
    Members
End Interface

項目

Name
インタフェースの名前を指定します。
BaseInterface
継承するインタフェースが存在する場合に指定します。カンマ "," で区切って複数のインタフェースを多重に継承することができます(インタフェースの多重継承は未実装)。
Members
インタフェースが保有するメソッドを定義します。SubまたはFunctionステートメントを利用して一般のメソッドを定義するように指定します。インタフェースのメソッド定義では実装コード及び "End Sub" または "End Function" の記述は不要です。

COMインターフェイス

IUnknownインタフースから派生したインターフェイスはCOMインタフェースとして利用できます。