「Objectクラス」の版間の差分
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どのクラスも継承しないクラスを新たに定義すると、そのクラスは暗黙的に Object クラスから派生します。 | |||
== クラスの機能 == | == クラスの機能 == | ||
=== メソッド === | === メソッド === | ||
==== Equals ==== | |||
Virtual Function Equals(object As Object) As Boolean | |||
Static Function Equals(objectA As Object, objectB As Object) As Boolean | |||
2 つのオブジェクトが等しければ True を、そうでなければ False を返します。 | |||
ハッシュコードが等しい同じクラスのインスタンスはすべて等価と見なされます。 | |||
==== GetHashCode ==== | |||
Virtual Function GetHashCode() As Long | |||
オブジェクトのハッシュコードを返します。 | |||
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==== GetType ==== | |||
Virtual Function GetType() As TypeInfo | |||
オブジェクトの型に関する情報を反映した TypeInfo 型のオブジェクトを返します。 | |||
==== ReferenceEquals ==== | |||
Static Function ReferenceEquals(objectA As Object, objectB As Object) As Boolean | |||
2 つの参照が同じオブジェクトを指していれば True を、そうでなければ False を返します。 | |||
==== ToString ==== | |||
Virtual Function ToString() As String | |||
オブジェクトの内容を示す String 型の文字列を返します。 | |||
このメソッドはオーバーライド可能です。 | |||
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2007年4月15日 (日) 10:30時点における版
Object クラスは、自身をのぞくあらゆるクラスの基底クラスとなることが保証されている、システム由来のクラスです。 どのクラスも継承しないクラスを新たに定義すると、そのクラスは暗黙的に Object クラスから派生します。
クラスの機能
メソッド
Equals
Virtual Function Equals(object As Object) As Boolean Static Function Equals(objectA As Object, objectB As Object) As Boolean
2 つのオブジェクトが等しければ True を、そうでなければ False を返します。 ハッシュコードが等しい同じクラスのインスタンスはすべて等価と見なされます。
GetHashCode
Virtual Function GetHashCode() As Long
オブジェクトのハッシュコードを返します。
このメソッドはオーバーライド可能です。
GetType
Virtual Function GetType() As TypeInfo
オブジェクトの型に関する情報を反映した TypeInfo 型のオブジェクトを返します。
ReferenceEquals
Static Function ReferenceEquals(objectA As Object, objectB As Object) As Boolean
2 つの参照が同じオブジェクトを指していれば True を、そうでなければ False を返します。
ToString
Virtual Function ToString() As String
オブジェクトの内容を示す String 型の文字列を返します。
このメソッドはオーバーライド可能です。