「DateTimeクラス」の版間の差分
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Static Function Compare(ByRef t1 As DateTime, ByRef t2 As DateTime) As Int64 | Static Function Compare(ByRef t1 As DateTime, ByRef t2 As DateTime) As Int64 |
2007年1月23日 (火) 13:34時点における版
DateTime クラスは、日付,時刻を表すクラスです。また、現地時刻か世界協定時刻(UTC)または、そのどちらでもない値を保持します。
クラスの機能
定数
MaxValue
Static MaxValue As Int64
DateTimeが扱うことの出来る、最大の時刻を表します。最大の時刻は、9999年です。
MinValue
Static MinValue As Int64
DateTimeが扱うことのできる、最小の時刻を表します。最小の時刻は、1年です。
プロパティ
Ticks
Function Ticks() As Int64
このインスタンスで表される時刻を、100ナノ秒単位の時刻で取得します。
Millisecond
Function Millisecond() As Long
このインスタンスで表される時刻の、ミリ秒の部分を取得します。
Second
Function Second() As Long
このインスタンスで表される時刻の、秒の部分を取得します。
Minute
Function Minute() As Long
このインスタンスで表される時刻の、分の部分を取得します。
Hour
Function Hour() As Long
このインスタンスで表される時刻の、時間の部分を取得します。
Day
Function Day() As Long
このインスタンスで表される時刻の、日の部分を取得します。
Month
Function Month() As Long
このインスタンスで表される時刻の、月の部分を取得します。
Year
Function Year() As Long
このインスタンスで表される時刻の、年の部分を取得します。
DayOfWeek
Function DayOfWeek() As DayOfWeek
このインスタンスで表される時刻の、曜日を取得します。日曜日が0で、月曜日が1、...、土曜日が6で表されます。
Kind
Function Kind() As Long
このインスタンスが、現地時刻,世界協定時刻(UTC)なのかを取得します。1ならば現地時刻,2なら指定なし,3ならば世界協定時刻(UTC)です。
DayOfYear
Function DayOfYear() As Long
このインスタンスで表される時刻の、その年で通算何日経過しているかを取得します。
Date
Function Date() As DateTime
このインスタンスで表される時刻の、日付部分だけを抜き出した、新しいDateTimeインスタンスを返します。
Now
Static Function Now() As DateTime
現在の現地時刻を表した、新しいDateTimeインスタンスを返します。
Today
Static Function ToDay() As DateTime
現在の現地時刻の日付部分を表した、新しいDateTimeインスタンスを返します。
UtcNow
Static Function UtcNow() As DateTime
現在の世界協定時刻(UTC)を表した、新しいDateTimeインスタンスを返します。
メソッド
コンストラクタ
Sub DateTime(ticks As Int64) Sub DateTime(ticks As Int64, kind As DateTimeKind)
100ナノ秒単位で表した時刻を指定して、DateTimeを初期化します。kindを指定することにより、世界協定時刻か現地時刻なのかを指定することができます。
Sub DateTime(year As Long, month As Long, day As Long) Sub DateTime(year As Long, month As Long, day As Long, kind As DateTimeKind)
年,月,日を指定して、DateTimeを初期化します。kindを指定することにより、世界協定時刻か現地時刻なのかを指定することができます。
Sub DateTime(year As Long, month As Long, day As Long, hour As Long, minute As Long, second As Long) Sub DateTime(year As Long, month As Long, day As Long, hour As Long, minute As Long, second As Long, kind As DateTimeKind)
年,月,日,時間,分,秒を指定して、DateTimeを初期化します。kindを指定することにより、世界協定時刻か現地時刻なのかを指定することができます。
Sub DateTime(year As Long, month As Long, day As Long, hour As Long, minute As Long, second As Long, millisecond As Long) Sub DateTime(year As Long, month As Long, day As Long, hour As Long, minute As Long, second As Long, millisecond As Long, kind As DateTimeKind)
年,月,日,時間,分,秒,ミリ秒を指定して、DateTimeを初期化します。kindを指定することにより、世界協定時刻か現地時刻なのかを指定することができます。
Sub DateTime(ByRef time As SYSTEMTIME) Sub DateTime(ByRef time As SYSTEMTIME, kind As DateTimeKind)
SYSTEMTIME構造体を指定して、DateTimeを初期化します。kindを指定することにより、世界協定時刻か現地時刻なのかを指定することができます。
Operator ==
Function Operator == (ByRef value As DateTime) As BOOL
Equals(value)を返します。
Operator <>
Function Operator <> (ByRef value As DateTime) As BOOL
Not Equals(value)を返します。
Operator >
Function Operator > (ByRef value As DateTime) As BOOL
このインスタンスとvalueのTicksを比較して、valueより大きければTRUEを返します。それ以外はFALSEです。
Operator <
Function Operator < (ByRef value As DateTime) As BOOL
このインスタンスとvalueのTicksを比較して、valueより小さければTRUEを返します。それ以外はFALSEです。
Operator =>
Function Operator => (ByRef value As DateTime) As BOOL
このインスタンスとvalueのTicksを比較して、value以上ならばTRUEを返します。それ以外はFALSEです。
Operator <=
Function Operator <= (ByRef value As DateTime) As BOOL
このインスタンスとvalueのTicksを比較して、value以下ならばTRUEを返します。それ以外はFALSEです。
Compare
Static Function Compare(ByRef t1 As DateTime, ByRef t2 As DateTime) As Int64
t1がt2より小さければ、負の値を返します。t1がt2より大きければ、正の値を返します。また、t1とt2が等しい場合、0を返します。
Equals
Function Equals(ByRef value As DateTime) As BOOL
このインスタンスとvalueが、同一の時刻場合TRUEを返します。それ以外はFALSEです。
AddTicks
Sub AddTicks(value As Int64)
このインスタンスの時刻を、valueだけ進めます。valueは100ナノ秒単位です。
AddMilliseconds
Sub AddMilliseconds(value As Double)
このインスタンスの時刻を、valueだけ進めます。valueはミリ秒単位です。
AddSeconds
Sub AddSeconds(value As Double)
このインスタンスの時刻を、valueだけ進めます。valueは秒単位です。
AddMinutes
Sub AddMinutes(value As Double)
このインスタンスの時刻を、valueだけ進めます。valueは分単位です。
AddHours
Sub AddHours(value As Double)
このインスタンスの時刻を、valueだけ進めます。valueは時間単位です。
AddDays
Sub AddDays(value As Double)
このインスタンスの時刻を、valueだけ進めます。valueは日単位です。
AddYears
Sub AddYears(value As Double)
このインスタンスの時刻を、valueだけ進めます。valueは年単位です。小数を指定した場合、最初に整数部分だけ時刻を進めた後、そのあと、その年の日数から計算した小数部分の時刻だけ進めます。
DaysInMonth
Function DaysInMonth(year As Long, month As Long) As Long
指定した年の月の日数を返します。
IsLeapYear
Function IsLeapYear(year As Long) As BOOL
このインスタンスが表す年が、閏年の場合TRUEを返します。それ以外はFALSEです。
GetDateTimeFormats
Function GetDateTimeFormats() As String Function GetDateTimeFormats(format As *Byte) As String
- format
- 書式文字列を指定します。GetDateFormatとGetTimeFormatの書式文字列を、組み合わせて指定します。省略した場合、デフォルトのフォーマット文字列が返ります。
このインスタンスの時刻を、文字列で表した新しいStringインスタンスを返します。
FromBinary
Static Function FromBinary(dateData As Int64) As DateTime
64bit変数で表されたDateTimeから作成した、新しいDateTimeインスタンスを返します。ToBinaryメソッドで作成した64bit変数から、DateTimeクラスを再構築することができます。
ToBinary
Function ToBinary() As Int64
このインスタンスの情報が保存された、64bit変数が返ります。FromBinaryメソッドを使用することにより、64bit変数で表されたDateTimeを、DateTimeクラスに再構築することができます。
FromFileTime
Static Function FromFileTime(fileTime As FILETIME) As DateTime
指定されたWindowsファイル時刻で、現地時刻に初期化した、新しいDateTimeインスタンスが返ります。
ToFileTime
Function ToFileTime() As FILETIME
このインスタンスの時刻で初期化した、FILETIME構造体を返します。
FromFileTimeUtc
Static Function FromFileTimeUtc(fileTime As FILETIME) As DateTime
指定されたWindowsファイル時刻で、世界協定時刻(Utc)に初期化した、新しいDateTimeインスタンスが返ります。
ToFileTimeUtc
Function ToFileTimeUtc() As FILETIME
このインスタンスの時刻の、世界協定時刻(Utc)で初期化した、FILETIME構造体を返します。このインスタンスの時刻が、現地時刻の場合、世界協定時刻(Utc)に変換されます。
ToLocalTime
Function ToLocalTime() As DateTime
このインスタンスの時刻を現地時刻で表した、新しいDateTimeインスタンスを返します。