「WindowHandleクラス」の版間の差分
(新規。プロパティとコンストラクタ、変換演算子のみ。) |
細 (→コンストラクタ: Protectedを解除) |
||
130行目: | 130行目: | ||
==== コンストラクタ ==== | ==== コンストラクタ ==== | ||
Sub WindowHandle() | Sub WindowHandle() | ||
空の内容で初期化します。HWndを参照すると0を返します。 | |||
Sub WindowHandle(hwndNew As HWND) | Sub WindowHandle(hwndNew As HWND) |
2006年10月26日 (木) 15:00時点における版
WindowHandle クラスは、Windowsのウィンドウハンドル (HWND)をラッピングするクラスです。<windows/WindowHandle.hpp>にて実装されます。
クラスの機能
メンバ・プロパティ
HWnd
Function HWnd() As HWND
このインスタンスが保持しているウィンドウハンドルを返します。
ClientRect
Function ClientRect() As RECT Sub ClientRect(ByRef rc As RECT)
クライアント領域の大きさの参照・設定を行います。新たな値を設定するとそれに合わせて位置・大きさが変化します。
WindowRect
Function WindowRect() As RECT Sub WindowRect(ByRef rc As RECT)
このウィンドウの座標の参照・設定を行います。新たな値を設定するとそれに合わせて位置・大きさが変化します。
ContextHelpID
Function ContextHelpID() As DWord Sub ContextHelpID(newID As DWord)
このウィンドウに関連付けられたヘルプコンテキスト識別子の参照・設定を行います。
DlgCtrlID
Function DlgCtrlID() As Long Sub DlgCtrlID(newID As Long)
このウィンドウ(コントロール)の識別子の参照・設定を行います。
DlgItem
Function DlgItem(idDlgItem As Long) As WindowHandle
[読取専用] このウィンドウ(コントロール)の識別子から子ウィンドウのオブジェクトを参照します。
ExStyle
Function ExStyle() As DWord Sub ExStyle(newExStyle As DWord)
拡張スタイルの参照・設定を行います。
Style
Function Style() As DWord Sub Style(newStyle As DWord)
ウィンドウスタイルの参照・設定を行います。
Enabled
Function Enabled() As BOOL Sub Enabled(enable As BOOL)
このウィンドウがアイコン化(最小化)の状態にあるかどうか参照・設定を行います。
Font
Function Font() As HFONT Sub Font(newFont As HFONT)
このウィンドウが使用するフォントの参照・設定を行います。
Iconic
Function Iconic() As BOOL Sub Iconic(iconic As BOOL)
このウィンドウがアイコン化(最小化)の状態にあるかどうか参照・設定を行います。
Instance
Function Instance() As HINSTANCE
[読取専用] このウィンドウのインスタンスハンドルを参照します。
IsUnicode
Function IsUnicode() As BOOL
[読取専用] このウィンドウの処理にUnicodeが使用されているかどうかを参照します。
IsWindow
Function IsWindow() As BOOL
[読取専用] 自身が利用可能なウィンドウハンドルを保持しているかどうかを参照します。
Parent
Function Parent() As WindowHandle Sub Parent(hwndNewParent As HWND)
親ウィンドウの参照・設定を行います。
ProcessID
Function ProcessID() As DWord
[読取専用] このウィンドウが属するプロセスのIDを参照します。
ThreadID
Function ThreadID() As DWord
[読取専用] このウィンドウが属するスレッドのIDを参照します。
Prop
Function Prop(psz As PCSTR) As HANDLE Function Prop(atom As ATOM) As HANDLE Sub Prop(psz As PCSTR, h As HANDLE) Sub Prop(atom As ATOM, h As HANDLE)
ウィンドウプロパティの参照・設定を行います。なお、Getアクセサで指定した文字列・アトムに対応する値が無い場合、ヌルが返ります。
Menu
Function Menu() As HMENU Sub Menu(hmenu As HMENU)
このウィンドウに関連付けられたメニューハンドルの参照・設定を行います。なお、Getアクセサで関連付けられたが無い場合、ヌルが返ります。
Text
Function Text() As String Sub Text(newText As PCSTR)
このウィンドウの文字列(タイトルバーの文字列あるいはコントロール内の文字列など)の参照・設定を行います。
TextLength
Function TextLength() As Long
[読取専用] このウィンドウの文字列の長さを参照します。
UserData
Function UserData() As LONG_PTR Sub UserData(newValue As LONG_PTR)
このウィンドウに関連付けられた値の参照・設定を行います。なお、この値はプログラム内で自由に利用することが可能です。
Visible
Function Visible() As BOOL Sub Visible(visible As BOOL)
このウィンドウが可視状態にあるかどうかの参照・設定を行います。
WindowPlacement
Function WindowPlacement() As WINDOWPLACEMENT Sub WindowPlacemente(wndpl As WINDOWPLACEMENT)
ウィンドウの位置情報・表示状態を表すWINDOWPLACEMENTオブジェクトを参照・設定を行います。
WndProc
Function WndProc() As WNDPROC Sub WndProc(newWndProc As WNDPROC)
現在のウィンドウプロシージャの参照・設定を行います。
Zoomed
Function Zoomed() As BOOL Sub Zoomed(zoomed As BOOL)
このが最大化されているかどうかの参照・設定を行います。
メソッド
コンストラクタ
Sub WindowHandle()
空の内容で初期化します。HWndを参照すると0を返します。
Sub WindowHandle(hwndNew As HWND)
hwndNewで指定されたウィンドウハンドルで初期化します。
HWND変換演算子
Function Operator () As HWND
HWndを返します。