Letのとき、書き忘れましたが、左辺値とか式とかはまだ登場していません。今日もまだ登場していないものを使います。

関数呼出ステートメント
識別子 引数並び
関数呼出式
引数並び

(式 (‘,’ 式)* )?

関数呼出式は引数を括弧で括るもの、識別子 引数並びのほうは括弧で括らないものに対応します。

VB系(非.NETなほう)と違って、Callステートメントがなく、直接Proc(x, y, z)のように引数を括弧で括っての関数呼出が可能なのがABです。そのため、引数を括弧で括らないステートメントは別の方法で生成しています。

ABには、サブルーチンを記述する方法が3つ (+2)あります。3つとは、Sub, Function, Macroです(あとの2つはConstとDef Fn)。

SubとFunctionは、戻り値を持つかどうかの違いです。もう1つがMacroです。ヘルプに載っていないので、詳しいことは分からないですけど。私が理解していることはこれくらいです。

  • SubやFunctionで定義したプロシージャと違い、呼び出すときに引数を括弧で括る必要がない
  • 式の中で呼び出すことができない(この関数呼出ステートメントの形でしか使えない)
  • Subと同じく戻り値はない
  • AddressOfが使えない
  • クラスのメンバにできない

特に利点があるわけではないので使うべきではありません。Sub/Functionにしましょう。


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