用があってGIFファイルを扱っています。ファイルの大きさは小さいに越したことはありません。そこで、最適化なんてことを考えるわけです。この最適化とは、メタデータの類を取り除いたり、ハフマン符号化をやり直したりして、画像自体は全く劣化することなくファイルサイズを削減するということです。このような最適化ツール、各種の圧縮画像形式に対して多数あります(実際には減色など不可逆な変換を選択できることもあります)。ところが、GIF用のものとなるとあまり見かけない気がします。

いや、単純にググるとGIFの件数が圧倒的なんですけど、検索結果の1-10件目を見ると、GIFではPNGやJPEGよりも適格な結果を返していないという印象を受けました。

こんなところで特許問題(に伴うGIFを扱うソフトウェアの衰退)を感じるとは思っていませんでした。よくよく考えなくとも、不思議でもなんでもないことです。特許問題はなくなりましたが、尾を引いてもうGIFに特化したツールが出る可能性は低いでしょうね、少なくともフリーウェアでは。

結論:なぜiアプリは最初からPNGを採用しなかった。


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  • ⇒ GIFでないとだめなんです